2027年度「サイエンスクラス」がスタート
横浜女学院中学校 2027
これからの社会で必要な論理的な思考力を育てるため、横浜女学院中学校では
「サイエンスクラス」を新設します。理系の学びを軸としたカリキュラムを用意していきます。
探究学習の実績をいかした「サイエンスクラス」始動
横浜女学院中学校(以下、横浜女学院)では、従来の「国際教養クラス」と「アカデミークラス」に加え、2027年度から「サイエンスクラス」を新設します。
「サイエンスクラス」では、数学や理科を軸に、科学的な知識や思考力を養い、社会課題を多角的にとらえ、自ら解決策を考えられる生徒の育成をめざします。その土台となるのが、これまで実践してきた中1・中2の2年間で100以上の理科実験を行う「#101の実験」や、地域課題を探究する「スタディツアー」などのプログラムです。実際に見て、確かめて、考える学びをとおして、思考力や分析力を育んでいます。
たとえば「鳴子スタディツアー」では、森林保全や資源の利用について学ぶだけでなく、東北大学の協力のもと、次世代放射光施設「ナノテラス」を活用した研究にも挑戦しています。生徒は「鯛のウロコの構造がプラスチックの構造と似ている」という着想からプラスチックごみの課題解決に向けて探究を進めています。また、ある生徒は生ごみからメタンガスを発生させる装置を校内に設置して、エネルギーを発生させる研究を重ね、日本水環境学会で発表するなど、本格的な探究を実践しています。
ワクワクする学びが生徒の未来を切り拓く
こうしたプログラムをベースに、「サイエンスクラス」は始動します。特長的なカリキュラムとして、数学が日常の暮らしのなかでどのように活用されているかを学ぶ「創造数学」や、英語を使って理科を学ぶ「理科CLIL」を導入します。また、「理数探究」では、少人数のゼミ形式で、生徒が主体的に、自然科学やデータサイエンスなどからテーマを設定し、実験や分析を行い、研究を進めます。
この「サイエンスクラス」の学びについて、鈴木俊典教頭先生は「身近なものごとに対してつねに疑問を持ち、なぜだろう、と考え続けることを大切にし、授業ではワクワクできるような取り組みを実践していきます。このクラスで身につけた知識は、将来、理系分野の研究だけでなく、経済学や社会学などさまざまな分野でもいかすことができるでしょう」と話します。
今年度より立教大学と「キリスト教教育連携校」の協定を結んだ横浜女学院。立教大学との連携プログラムの導入や、推薦枠の増加が期待されるなど、今後ますます注目したい学校です。
※2027年度入試用「中学受験 合格ガイド」掲載記事より転載。
School Information
- 所在地:
- 横浜市中区山手町203番地
- アクセス:
- JR京浜東北根岸線「石川町駅」徒歩7分
- TEL:
- 045-641-3284
