エリアで1番の進学校をめざし、STEAM・探究教育を推進
安田学園中学校 2027 Vol.3
2026年度より「STEAM・探究教育推進室」を立ち上げ、これからの時代に必要な思考力や課題解決力の
育成にさらに力を入れる安田学園中学校・高等学校(以下、安田学園)。
STEAM・探究教育推進室長の小島直樹先生と広報部長の大西洋平先生にSTEAM・探究教育の概要や新入試についてうかがいました。
教科学習への内発的動機を自ら育ててほしい
Q 安田学園のSTEAM・探究教育の特徴を教えてください。
【小島先生】変革スピードがますます速くなるこれからの時代を生徒たちは歩んで行かなくてはなりません。その時代を生き抜くにはどのような力が必要なのか、またどのような課題を解決していかなければならないのかという目的意識をつねに持って行動することが重要です。本校ではSTEAMと探究は一体の取り組みとしてとらえていましたので、今年度より「STEAM・探究教育推進室」を立ち上げ、生徒たちが学びの目的を内在化できる学習環境を提供していきたいと考えています。
探究のプロセスでは、これまで身につけた知識を活用することが求められるため、自分の知識不足を実感する瞬間が必ずやってきます。そのとき、いま勉強している教科にはこういう意味があり、もしかしたら、自分の研究している分野とつながっているのではないかと考えてほしいのです。教科学習の目的を見出し、自ら学びへの内発的動機を育てていってほしいと思います。そういった科学的な思考を学校教育のなかで体験することも必要だと思います。
Q 今後、STEAM・探究教育をどのように進めていかれますか。
【小島先生】中学の早い段階から実学的な学びを取り入れることで思考力はより高まっていきますので、中学理科のカリキュラムを少し変更し、体験型・実験型の授業を増やしています。そして、学びのハウ(方法・知識の獲得)にかたよらず、ホワイ(目的・意味)の自覚を育てるために、仮説・検証・実験・分析・発表という探究プロセスを段階的に体験させ、「自分はなにを学ぶべきかを自ら考え続けられる力」を養っていきたいと思います。
また、中学から高校への連結をスムーズにするために高校理科のカリキュラムも見直しました。高1で物理、化学、生物といった理系全般の基礎をしっかりと身につけることができるようにしましたので、高2での幅広い文理選択が可能になります。
Q STEAM・探究教育を推進する新理科室が完成したそうですね。
【小島先生】中1・中2が使用している南館9階に、新しい理科室を設置しました。8階にはすでに2つの理科室があり、その大きい方の理科室と同じ広さのものが9階にできました。今年の9月から使用できるようになりましたので理科室をフル稼働させて、実学ベースの授業をさらに推進していきます。
新しい理科室は準備室を壁で完全に仕切らずに、少し空間を広くとっています。ホワイトボードとガラス黒板の両方を設置して、グループディスカッションなど活動的な取り組みに利用できる理科室になっています。
新「理算」入試導入によりSTEAM・探究教育を推進
Q 今年度より探究プログラムを見直されたそうですね。
【小島先生】本校の探究プログラムの根幹の流れは変わらないのですが、高1・高2で行う「ゼミ探究」を見直しました。分野ごとに得意な先生に少人数ゼミを開講していただき、その先生のもとで自分のテーマを見つけて、2年間探究を行えるようにしていきます。多くの先生に参画していただいており、現在、21分野のゼミを開講しています。この新しいゼミ探究を進めるなかで生徒たちは、卒業後の進路やキャリアにつながる瞬間に出会えるのではないかと思います。
そして、このゼミ探究につなげるために、中1〜中3の3年間は、教科教育を通じて基礎知識の習得や探究力の基礎をしっかりと構築する期間にしたいと考えています。様々な課題を自分ごととしてとらえ、今後自分はなにを学ぶべきかということをつねに考え続けられる、そういう思考ができる生徒が本校からたくさん出てきてほしいと思っています。
Q 今年度の大学合格実績についてお聞かせください。
【大西先生】昨年度に続き今年度もGMARCHレベル以上の現役合格者数は過去最高となりました。なかでも早慶がかなり伸びたのが今年度の特長です。さらに一橋大4名、東京科学大5名、北海道大4名、過年度生ですが東京大に1名合格するなど難関国立大の合格者も堅調に推移しています。医学部系をめざす生徒が年々増えてきており、確実に学校内の雰囲気が変わってきています。
Q 2027年度から新しく「理算入試」を導入されますね。
【大西先生】2月3日午前に、これまでの4科目型入試に代わり理科と算数だけの「理算入試」を導入します。試験時間はそれぞれ50分で、100点満点です。算数は4科目型入試と同じ試験時間ですが、理科は4科目型入試より試験時間が20分長いので、理科・算数ともに記述式やデータ分析の問題も入れるなど思考力を測るような問題を出題しようと考えています。
今後、エリアで1番の進学校をめざし、STEAM・探究教育をさらに推進していきますので、そこに期待をよせられる受験生の方々に注目をしていただければ嬉しいですね。
Q 最後に受験生へのメッセージをお願いします。
【大西先生】昨年度鹿児島県で開催された「第11回高校生国際シンポジウム」に本校生徒が参加し、「日本の単館系映画館の存続・繁栄のために」という課題研究を発表しました。一昨年度も植物のコミュニケーションに関心を持った生徒の研究が同シンポジウムで上位入賞し、昨年度の世界大会「GlobalLinkSingapore」に出場するなど、好奇心から生まれた興味関心をしっかり育て、自己実現へとつなげています。
今後の学校説明会ではSTEAM・探究教育や新入試の詳細を説明していきますので、ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。
School Information
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- 東京都墨田区横網2-2-25
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