『特待選抜』で60名が特待生合格に!
山手学院中学校 Vol.1
国際交流を通じて世界で活躍することのできる人材の育成を行う山手学院中学校・高等学校(以下、山手学院)。
次のステップに向けた様々な学校改革が進んでいます。

生徒の主体性をさらに高める
新しい6年一貫コースがスタート!
毎年、難関国公立大学・私立大学へ多くの合格者を出している山手学院ですが、現状の結果に甘んずることなく、さらなる飛躍をめざして学校改革を進めています。その改革の1つが一貫コース・クラスの改編です。これまで中1から高3は、1クラス約40名の5クラス編成でしたが、2020 年度より中3~高1の2年間を、1クラス約33 名の6クラス編成とし、そのうちの2クラスを選抜クラスとしています。
「中高一貫によくある中だるみを解消し、もっと色々なことにチャレンジしたい生徒のための新しいプログラムを導入しました」と語るのは入試対策部長の渡辺大輝先生です。
この選抜クラスでは、グローバルリーダープログラムという土曜特別授業の受講が必須となっており、そこで行われるアントレプレナーシッププログラムやエンパワーメントプログラムなどを通じて、課題発見力や解決力といった21世紀型スキルを磨きます。さらに高2・高3では文理混合のクラスとし、これまでの枠にとらわれないリベラルアーツ的なクラス編成を行います。
「このコース・クラスの改編は、生徒全員に国公立大学をめざしてほしいという学校からのメッセージもありますが、グローバルに活躍するための広い教養と人間力を身につけてほしいという思いも込められています」(渡辺先生)
山手学院最大の魅力は国際交流プログラム


山手学院生となって初めて体験する国際交流プログラムが、中3全員参加の「オーストラリア・ホームステイ」です。11月上旬に6泊7日の日程で行われるこのプログラムは、中1から学んできた英語力を試す良い機会になっています。初めて異文化体験をする生徒も多く、帰国してからは英語だけでなく、他の教科にも、目的意識をもって積極的に取り組むようになります。
中3・3学期に希望者を対象に実施する「ニュージーランド中期留学」も魅力的なプログラムの1つです。「現地で2週間の語学研修を受けたあと、ニュージーランド各地へ移動しホームステイをしながら現地校に通います。親元を離れて過ごす3か月間は、生徒にとって大変大きな財産となっているようです」(渡辺先生)。

そして山手学院最大の国際交流プログラムが、高2が全員参加する「北米研修プログラム」です。半世紀前の開校当時から実施されており、生徒たちは北米とカナダの複数都市に分かれて2週間のホームステイをします。この北米研修は、毎年、プログラムを実施する都市を国際交流部の教員が事前に訪問し、現地の学校やホームステイ先との交渉など自ら行う自主運営方式で実施しているのも特徴です。
「この研修に参加したくて入学する生徒もいるほど、人気のプログラムです」と渡辺先生。また、2019年度からアントレプレナーシッププログラムの一環として他の私立学校と合同で「ボストン研修」を実施しています。MIT(マサチューセッツ工科大学)で行われる2週間のプログラムに参加し、起業家精神を学びます。

2021年度入試より特待生合格枠を60名に拡充!
2020年度入試より、2月1日の午後に、施設設備費と授業料が全額免除となる「特待選抜入試」を導入しました。合格者のうち上位40名が特待生になれるとあって、かなり人気の入試となりましたが、2021年度入試では、特待生となれる人数を、合格者の上位「60」名に拡充しています。
さらに、これまで特待生は1年ごとに継続の審査がありましたが、2021年度入試以降に特待生として入学した生徒は、中学3年間、特待生制度が保証されます。また、2月1日の午前に山手学院を受験し、合格した生徒も、午後の「特待選抜入試」を受験できるようになりました。
「特待生制度を拡充することで、学校としても、第一志望で本校への入学を考えている生徒を大事にしていきたいと考えています。また、一貫コース・クラスの改編なども同時に行っていますので、ぜひ本校の6年間で体験したプログラムをもとに、自分の将来を切り拓いて行ってほしいと思います」(渡辺先生)
※2020年「サクセス12」7・8月号掲載の記事広告を一部修正し転載。
School Information
- 所在地:
- 神奈川県横浜市栄区上郷町460
- アクセス:
- JR京浜東北・根岸線「港南台駅」徒歩12分
- TEL:
- 045-891-2111