好奇心を深め、社会とつながる!

東京電機大学高等学校

電車が好き、プログラミングが好き、ロボットが好き、鉱石が好き…
たくさんの“好き”を抱いた生徒たちが集う東京電機大学高等学校。
これからの社会で必要な課題解決力を育むための新たな取り組みなど
について、教頭の今井威史先生にお話をうかがいました。

広々とした校舎と人工芝のグラウンド

自分の好きなことを探究し社会に役立つ力を身につける

今井 威史(いまいたけし)教頭先生

 校名が表す通り、理数科目が好きな生徒が多く通う東京電機大学高等学校(以下、東京電機大高)。「人間らしく生きる」を校訓とし、自分の選択に責任を持ち、自信を持って自分が選んだ道をたくましく生きていくために、「視野の広さ」「冒険心」「専門性」「共感力」「向上心」という5つの能力の育成に力を注いでいます。

 入学すると、併設中学校から進学した生徒とは別の3クラス編成(約110人)でスタートします。高2での文系・理系の進路選択に向けて、高1は、とくに物理基礎・化学基礎・生物基礎をしっかりと学び、個々の適性や探究心と真摯に向きあいながら大事な1年を丁寧に過ごします。

「もともと、好きなものがはっきりしている生徒が多いので、本校の環境のなかで自分の得意分野を探究する力はどんどん伸びていきます。その後は、その力がどのように社会のためになるかを考えながら『なんのために学ぶのか』という問いにこだわりを持って個々の研究と向きあってほしいと思います」と今井威史教頭先生は話します。

海外や地域社会との連携が共感力や自主性を育成

 高1では、学校の最寄り駅でもあるJR「東小金井駅」との連携プロジェクトとして、駅周辺の活性化をテーマに探究活動が進められています。鉄道研究部の活動も盛んでもともと鉄道に興味のある生徒も多いため、様々な角度から問題解決へのアプローチを考えています。「情報」の授業では、プログラミングだけでなく、アウトプット力の向上を目的とした英語でのプレゼンテーションも行われています。英語力のスキルアップはもちろん、PCを使ったプレゼン資料の作成を通して、情報収集力やデザイン力など、大学や社会に出てから必要とされる力を学ぶ絶好の機会となっています。

 また、グローバル教育としては、昨年度に引き続き「カンボジアボランティアツアー」を実施しました。現地の小学生に日本語と英語を教えに行くというプログラムです。今井教頭先生は「このツアーでは、コミュニケーション力の向上もそうなのですが、生徒の変化を一番感じるのは“自主性が育つ”という点です。教えるという責任ある役割がそうさせる一面もあるでしょうし、カンボジアの現実を実際に見聞きすることで感じるものもあるのでしょう。“待ち”の姿勢から自主的に動く生徒がすごく増えたと感じています」と生徒たちの前向きな変化に目を細めています。

 7月に実施された「東北スタディツアー」も同様で、地域によって抱える問題は様々ですが、それらを目の当たりにすることで「なんのために学ぶのか」「自分の力を社会にどう活かすか」を考えるきっかけになっています。卒業生のなかには、地域活性化などに興味を持ち、地方の大学への進学を決めた生徒もいて、なかには海外大学へのチャレンジを考える生徒も毎年少しずつ増えてきているようです。

物理基礎の授業での実験の様子
カンボジアボランティアツアー

放課後学習支援制度で大学生メンター制度を確立

 東京電機大高では、大学の学部・学科選択のミスマッチを防ぐ目的もあり、高1から職業分野や学問領域についての知識を深めるための講座や進路プログラムが開講されています。また、東京電機大学との高大連携の一環として、オープンキャンパスに加えて各研究室を訪問する機会が設けられており、自身の研究テーマについての相談をすることで、大学をより身近に感じることができる取り組みを行っています。

 また、今年度より、「放課後学習支援」が始まっています。10 名ほどの大学生が、ほぼ毎日放課後に日々の学習サポートをしてくれるほか、大学の学部・学科選択などの入試相談にも対応しています。

「まだスタートして数カ月ですが、毎日約60〜70人ほどの生徒が利用しています。大学生活のリアルを聞いたり、受験科目についてのアドバイスをもらったりといい刺激を受けているようで、教師とは違った角度から大学の様子を聞けるのもいい機会になっています」と今井教頭先生。

 自ら選択した道をたくましく生きていこうとする生徒たちの成長に寄り添い、サポートする東京電機大高。「人間らしく生きる」ための5つの能力を高めていきます。

第17回全国高等学校鉄道模型コンテストの 一畳レイアウト部門、審査員特別賞入賞の鉄道研究部の作品

※2025年「サクセス15」10月号掲載の記事広告を転載

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