昭和学院秀英中学校

【Ｑ】今年の体育祭のスローガンを教えてください。

【天野佑音さん】「百花繚乱～熱き炎となれ～」です。「１人ひとりが熱い思いで取り組み、個性を発揮して、輝けるようにする」という思いを込めて、みんなで話しあって決めました。

【Ｑ】「生徒が決め、生徒が動かす体育祭」の実施に向けて、どのような点に配慮しながら準備を進めたのでしょうか？

【ポラードジェイス海斗さん】なるべく全員の意見が反映されるよう、納得するまで話しあって決めることを大切にしました。生徒主導での体育祭は初めてだったので、なかなか当日のイメージがつかめず意見が分かれたことも。でも、そういうときこそ話しあって決めることが重要だと思いますし、それができたのでよかったです。

【佐藤祐貴さん】実行委員が中心になって、全校生徒を動かしていかなければならなかったのですが、最初は思い通りにみんなを巻き込んだり、指示を出したりできず大変でした。

【小林隼大さん】生徒主体で、できるだけ先生方の手を借りずに準備を進めました。準備期間が思っていたよりも短くて、限られた時間で、みんなの意見を合わせるのに苦労しました。

【Ｑ】体育祭当日の全校生徒のみなさんの様子はどうでしたか？

【大堀葉音さん】私が印象に残っているのは「応援パフォーマンス」という種目です。各クラスがアイデアを出しあって、個性的な踊りをしたり、メガホンを作ったりして一丸となって楽しそうにしている姿が見られました。大変なこともあったけれど、中学最後の体育祭だったので、友達と一緒に実行委員に立候補してよかったと思います。

【小林さん】体育祭の途中で雨が降ってしまい中断になりました。残りの種目を別日に行うことになり、時間が短縮になってしまいました。予定していた内容をすべて実施できなかったので心残りもありましたが、みんなが楽しんでくれている様子が見られて嬉しかったです。

【天野さん】雨で中断になったあと、教室へ戻ったらみんなが「実行委員おつかれさま！」「頑張ってたね！かっこよかったよ」などと声をかけてくれて、すごく嬉しかったです。

【Ｑ】体育祭実行委員を経験して、どんなことを感じましたか？

【佐藤さん】１人では難しいことも仲間と一緒に協力して取り組むことで、成し遂げることができるということを学びました。

【小林さん】たくさんの生徒を一度に動かすためには、的確な指示が必要で、普段先生方が当たり前にしていることは決して簡単なことではないのだとわかりました。

【ポラードさん】みんなとコミュニケーションを取ることの重要性を改めて認識しました。体育祭を経験して、将来は人とコミュニケーションを取りながら進めていけるような職業に興味を持ったので、また違う機会にも実行委員などにチャレンジしたいです。

【大堀さん】種目決めの際、色々なアイデアが出たのですが、なかには面白いけれど実施が難しかったり、危なかったりするものもありました。競技に参加している人だけでなく、見ている人も楽しんでもらうためにはどうしたらいいのか、相手の立場に立って考える大切さを学んだと思います。

【天野さん】相手に伝えたいこと、してほしいことがあるときに、どうやってそれを伝えたらいいかと考える機会がたくさんありました。相手に伝わる言葉選びや、あらかじめ準備や対策をする重要性などを知ることができたと思います。

※2023年「サクセス12」9・10月号掲載の記事広告を転載

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