東南アジア3言語の高大一貫教育

関東国際高等学校

国内の高校で唯一、6つの近隣諸国(タイ・インドネシア・ベトナム・中国・ロシア・韓国)言語を学ぶコースが設置されている関東国際高等学校。
2020年2月に、神田外語大学と東南アジア3言語の高大連携協定を提携しました。

「高大連携ブリッジ授業」から生まれた
新しい高大7年一貫教育

 関東国際高等学校(以下、関東国際)では、多様な外国語教育という自校の特殊性を活かし、生徒と大学のマッチング機会として「高大連携ブリッジ授業」を積極的に実施しています。この授業では、関東国際の生徒には大学のゼミ等で自己アピールを行う場が与えられ、大学にとっては真に欲しい人材を見極めることができるため、両者にとって絶好の機会となっています。

 この「高大連携ブリッジ授業」を進めるなかで、アジア言語学科(タイ語専攻・インドネシア語専攻・ベトナム語専攻)を有する神田外語大学との交流も盛んに行われていていました。両校が見据えているのは、これから確実に訪れるアジアの時代です。そしてその場所で活躍できる人材の育成です。この両校の強い信念が、今回の「東南アジア3言語の高大7年一貫教育」という国内初の高大連携を誕生させました。

アジアで活躍できる経済人の育成を目指す

 今回の高大連携は、単に言語を学ぶためのものではなく、アジアを中心に活躍できる人材の育成です。そのため、関東国際と神田外語大学では、高大7年一貫教育に対応したカリキュラムの再編も行います。

 同大学と検討しているのが、経済・経営といた経済人を育成するための共同カリキュラムです。関東国際では、グローバル社会で必要とされる統計処理能力、経済学の基礎的知識を身につけることのできる科目をカリキュラムに加えていく予定です。

 また、アジア3言語の習得はもとより、英語4技能の習得にもさらに力を入れていきます。同大学からのアクティブラーニングによる特別な英語授業の提供、同大学への進学が決まった生徒への大学での英語学習サポート、大学の履修科目免除などが検討されています。

青山学院大学、亜細亜大学など
新しい可能性が広がっています

 今回の神田外語大学との高大連携は関東国際がめざす新しい高大連携教育の1つのモデルケースです。すでに青山学院大学(地球社会共生学部)や立命館大学(文学部)、亜細亜大学(都市創造学部)、桜美林大学などでも新しい高大連携が始まっています。

 「アジアの言語と文化を学び、日本とアジアの懸け橋になりたいと考える生徒が増えてきています。学びに対する自己肯定感が強くなってきたようです」と副校長の黒澤眞爾先生。生徒の進路が日本中、世界中に広がっている関東国際。今後の動向から目が離せません。

※2020年「サクセス15」夏増刊号より転載。

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