何かをしたい、をカタチにしたい

中央大学杉並高等学校

2023年、都心に法学部が移転することでさらなる注目を集めている中央大学。
その附属校の1つに中央大学杉並高等学校(以下、中杉)があります。
すべての生徒が高校から入学し、例年9割以上の生徒が中央大学へと進学する中杉ですが、その高校・大学7年間の伸びやかな環境のなかで、様々な教育実践が行われています。

模擬裁判選手権
~『共育と共創』~

中杉の教育実践の1つが「模擬裁判選手権」です。「模擬裁判選手権」は日本弁護士連合会が主催する、いわば「法廷甲子園」とでも呼ぶべき大会で、実際の裁判さながらに、各高校が弁護側、検察側に分かれ熱戦を戦わせていきます。

中杉は2017年から4年連続東京都代表となり(2020年はオンライン開催)、毎年、優勝あるいは準優勝に輝く強豪校として知られています。その強さの秘密について、中杉チームを指導する小泉尚子教諭は次のように述べています。

「本校は、他者と共に育ち共に創るという『共育と共創』を教育理念として掲げており、その理念通り、普段の授業でも様々な意見を戦わせるグループワークが盛んに行われています。他校の先生から、中杉は多様な視点から論理を構築しているので非常に攻めづらいと言われるのですが、それは普段の授業がそのまま生きているのだと思います」

下のリンクから模擬裁判選の動画をみることができます。「法科の中央」といわれる中央大学の伝統が、中杉の「共育と共創」という実践の中でいきいきと息づいている様子を感じることができるでしょう。

模擬裁判の様子
模擬裁判の様子

模擬裁判の動画はこちらから

CHUROS
~Chusugi Round System~

中央大学には、グローバルな情報環境を法学によってデザインしていく日本初の「国際情報学部」があります。そこで必要となってくるのが、英語で物事を考えていく力です。

中杉ではこのような時代の要請にこたえるべく、CHUROSという独自の英語教育プログラムを立ち上げました。CHUROSはChusugi Round Systemの略で、その一番の特徴は、一度学んだ教材について、発表活動などのアウトプットを、時期をずらしながら繰り返し行なうところにあります。これによって英語の定着度や発信力を伸ばしていくのです。

例を挙げると、〝empathy〟(共感)に関する英文をまず教科書で学び、その数か月後、この英文に関する面接テストを二人一組で行ないます。一方が悩みを話し、もう1人がそれに対し即興で「共感」を示します。もちろんすべて英語です。数か月前に学んだことを、アプローチを変えながらアウトプットしていくことで、いつの間にか実践的な英語力が身についていくというわけです。大学受験にとらわれない、高大一貫教育校らしい取り組みです。
 
数ある大学附属校の中でもとりわけ人気の高い中杉ですが、このような魅力的な取り組みに人気の秘密 がありそうです。

School Information

所在地:
東京都杉並区今川2-7-1
アクセス:
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」西武バス8分、西武新宿線「上井草駅」徒歩12分
TEL:
03-3390-3175