男女の特性を生かした別学教育を実施!

桐光学園中学校・高等学校

「他者との関わりの中で自己を高めていこう」「失敗を恐れず失敗から学んでいこう」「一生続けられる好きなことを見つけよう」という教育ビジョンのもと、80%を超える非常に高い専任率を誇る教員集団をもつ桐光学園中学校・高等学校。
生徒一人ひとりに合わせ、個性を伸ばすためのきめ細かい指導・サポートが持ち味です。
1クラスには担任が2名。女子クラスはそのどちらかが女性教員です。

 男子と女子とはそれぞれ成長曲線や適した指導法が異なることから、男女の特性を活かした別学教育を行っています。そのため、ホームルームや授業は男女別。一方、委員会活動、文化部、体育大会や文化祭などの学校行事は男女ともに、お互いに協力して活動します。

 学習面に関していえば、男子は論理的思考力の発達に伴い、抽象的な論理を積み重ね、結論を得るような学習を得意とする一方、女子は直感的に優れていることもあり、先じて結論を把捉し、後から具体例を用いながらその根拠を確認していく学習に適しているといわれます。それぞれの特性に合わせた授業が展開できるので、より分かり易く、より速くカリキュラムを進めることができます。その結果、高校3年生では多くの教科で教科書レヴェルにとどまらず、大学入試問題などに考慮した演習を積極的に取り入れることができます。

 また、部活動は運動部20種、文化部31種あり、甲子園出場の野球部、選手権出場、インターハイ優勝のサッカー部、ウインターカップ出場のバスケットボール部などが有名ですが、運動部に限らず、文化部も盛んで、Nコン全国大会出場の合唱部、まんが甲子園入賞の美術部、全国コンクール入賞の文藝部など、その多くが関東、全国レヴェルで活躍しています。

 充実した教育環境の充実も生徒の様々な活躍を支えています。国際基準を満たした全面人工芝のサッカー場や屋内アップコート、同じく屋内テニスコートなどのスポーツ施設のほか、蔵書約6万冊の図書館、数々の自習室、カフェテリアなどの設備も充実しています。

 近年のトピックは、ICT教育の完全導入です。全校生徒がPCを所持、全教室にwifi、大型モニターなどを設置し、授業や課題に活用、急な休校にも対応します。

 さらに、桐光学園では国際部を設置しており、ケンブリッジ大学リーダーズ研修(日本では同校のみ実施)、英国イートン校サマースクール、ニュージーランドターム留学など多彩な国際教育プログラムを用意しています。また、10~15%在籍する海外帰国生を中心に、海外大学進学者も増える傾向にあります。そこで、ハーバード大学やMIT、スタンフォード大学などを訪問し、キャンパスなどの環境を視察するともに、進学を希望する際の最新情報の収集(必要書類や論文などの対策)、各校の入試事務局担当者に対し選考基準の調査などを行っております。

 これまでに多数の生徒が、アイビーリーグの一つであるブラウン大学、カナダの名門ブリティッシュコロンビア大学などを含む海外大学に合格・進学しており、近年はヨーロッパの大学の医学部進学なども増えてきました。

 中学時は各自が積極的に部活動に参加し、勉強と両立に励みます。英数国で特に優れた成績を上げた場合、さらにそれを伸ばすべく「指名講習」があります。

 一方、基礎の確認と家庭学習の習慣の定着を意図して、朝のSHRでは「10分間テスト」を行います。80%以上の得点で合格ですが、このテストで不合格となった場合、放課後の補習、追試験、課題が課されます。また年4回の定期試験でも充分な得点に達しない場合、一定期間、放課後「フォローアップ講習」が行われます。これらのプログラムによって、学習の積み残しがないようにし、基礎学力を養成します。

 また中学3年時にはSA(特進)とAコースのクラスに分かれます。各自がSAを目指して学習します。学力の伸長を図ると共に、中高一貫における中だるみを防ぐ意図もあります。

 高1時は、高校入学生は全員SA(特進)クラスに在籍。中入生とは別クラスです。高1では、国語は現代文と古典とに分けて、理科は生物・化学・物理の3科目を学習します。英語は週5時間、数学は週5時間あります。高校2年生からは、面談や進路指導プログラムを経て、生徒各自の希望により「国立大学文系」、「国立大学理系」、「私立大学文系」、「私立大学理系」の4コースから選択します。志望大学の受験に備えた授業カリキュラムが設定されています。

 また、高入生と中入生は混合クラスになりますが、高1時に部活動などを共に行っているので、スムーズに混ざり合っていく印象です。同じ授業を受けることになるわけですが、とりわけ、先取りを行っている英語・数学・国語(古典)については心配なところがあると思います。しかし、桐光学園は幼稚園、小学校、中学校とあり、進学・進級に伴い、常に外部から児童・生徒を受け入れていますので、伝統的にそれをサポートするプログラムができあがっています。英語や古典については高1の1年間でおおよそ追いつけるようにカリキュラムが組まれていますし、数学については、高2以降は、文系理系ともに1クラスを中入生と高入生を分けて授業を展開していきます。

 高校2年の後期には「第1志望宣誓書」を提出します。志望大学を具体的に意識させ、それに向かって計画的な学習を促すとともに、「意志あるところに路あり」(創立者の言葉)という精神をもってやり遂げるべく努力する生徒をきめ細かくサポートします。年間600講座を超える「講習制度」や「大学訪問授業」は同校における代表的な進路指導プログラムということができます。

グループ学習の様子

魅力あるプログラムとは何か
知的好奇心を喚起する「大学訪問授業」

 2021年度大学入試で、国公立107名、医学部医学科29名、早慶上智72名、M A R C H 理科大488名の合格者を輩出した桐光学園中学校・高等学校。生徒一人ひとりの進路を実現するための特色ある2つのプログラムをご紹介します。

 桐光学園中学校・高等学校(以下、桐光学園)は、非常に高い専任率を誇る教員集団が生徒それぞれの個性を伸ばすためにきめ細かいサポートを実践しています。また、男子と女子とは成長曲線や適した指導法が異なることから、それぞれの特性をいかした別学教育を行っています。

 その桐光学園における魅力的なプログラムの1つ目は、今年で18年目を迎える「大学訪問授業」です。毎年20回ほど各分野の第一線で活躍されている先生がたを招いて、その専門分野の講義をしていただきます。これまでに、ノーベル化学賞受賞の根岸英一氏、知の巨人と呼ばれた立花隆氏、ジャーナリストの池上彰氏、新国立競技場をデザインした建築家の隈研吾氏、棋士の羽生善治氏などが講演されました。

 このプログラムは生徒の知的好奇心を喚起するだけでなく、進路選択のきっかけにもなっています。参加した生徒が、その先生の大学での講義を受けようと、その大学をめざした例は少なくありません。講義の内容は毎年書籍化されています。

羽生義治氏の「大学訪問授業」の風景
講習の様子

600を超える講座を誇る「講習制度」

 二つ目にご紹介するのが「講習制度」です。桐光学園では高校2年生から、面談や進路指導ガイダンスなどを経て、生徒各自の希望により、「国立大学文系」、「国立大学理系」、「私立大学文系」、「私立大学理系」の4コースのなかから進路を選択します。それぞれに志望大学の受験に備えた授業が設定されています。加えて年間600を超える講座を備えた「講習制度」が第一志望の大学に最後までこだわる生徒をサポートします。

 講習には、平日の放課後に行われる「通常講習」(75分)と土曜日の放課後に行われる「ユニーク講習」(50分~)、さらに「夏期講習」(75分)があります。これは高い専任率を誇る同校だからこそ可能なプログラムです。
 生徒各自に「講習ハンドブック」が配布され、生徒は志望大学などを考慮して講座を選び、授業と組み合わせて、オリジナルのカリキュラムをつくることができます。桐光学園には、運動部20種、文化部31種の部活動がありますが、運動部に限らず、関東、全国レベルで数多く活躍しています。この「講習制度」を利用することで、生徒は自ずから学習との両立ができ、部活動を最後まで続けることができるのです。「講習制度」は、基本的には塾・予備校に依存せず、生徒一人ひとりの学力向上を支え、第1志望に合格させるためのプログラムなのです。

 桐光学園ではたくさんの選択肢を提供し、生徒の皆さんがそれぞれの夢を実現するため環境が整っています。皆さんの入学を心からお待ちしています。

学校PV(紹介動画)を公開中。
学校紹介動画では、授業や休み時間、部活動の様子に加え、中学校男子生徒、高校女子生徒からのメッセージがご覧いただけます。

桐光学園公式Youtubeチャンネル

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