教育の進化とともに飛躍に向けて挑戦します!

日本大学中学校 Vol.2

日本大学の教育理念「自主創造」の3要素、「自ら学ぶ」「自ら考える」の実践と「自ら道をひらく」の体現をめざす日本大学中学校は、
創設100周年に向けた一歩をふみだし、2022年、高校新学習指導要領のスタートに向け、教育を「SHINKA!」させます。

中学校2コース制と中高接続の進化で高みをめざす

日本大学中学校(以下、日大中)が掲げる教育スローガンAiming high!」には、「常に高みをめざそう、目標を高く持とう!」という思いがこめられています。

現在、高校の新学習指導要領のスタートに合わせた教育改革「SHINKA!」が進行中で、日大中・高の教育を大きく変化させようとしています。近年は国公立大学や難関私立大学にも多くの合格者をだす進学ハイブリッド校として注目を集めており、このプロジェクトによりその性能のさらなる向上が期待されます。

【進化1】
アカデミックフロンティア(AF)コースを新設!

日大中は、6年前からNスタンダード(NS)とグローバルリーダーズ(GL)との2コース制を敷いた先進的教育を展開してきましたが、2022年度入学生から現行のNSコースにかわり、「探求的な学びで自分軸をつくり、自らの力で道を切り開いてほしい」という願いをこめたアカデミックフロンティア(AF)コースを新設し、AFコースとGLコースとの2コース制に改編します。

これら2コースは、主体的な学びと体験型キャリア研修をとおして得られる気づきを重視していることが特長です。なかでもGLコースは早い段階から異文化に触れ、多様性理解力を養いながら将来のグローバルリーダーとしての素養を育むため、英語はレベル別クラス編成(GL2クラスの4分割授業)を導入し、海外研修の機会とその内容をAFコースより充実させています。

【進化2】
「中高一貫2・1・3」システムの導入

2022年度入学生から「中高一貫2・1・3」システムを導入します。これは、日大中の特長である2コース制を進化させ、中高6年間を2年・1年・3年の3段階に分け、中学3年次を高校0学年と位置づけた高校プレコース化をはかるものです。

「早い段階で大学を意識し、一段階上の志望校合格を実現させるという、進
学ハイブリッド性能の向上を実現させるためのシステムです」と鈴木仁教頭は話されます。

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【グローバル教育】
洗練されたイングリッシュリテラシーを磨く

世界に羽ばたくグローバルリーダー育成のため、英語運用力の向上と多様性理解力を育むグローバル教育を推進しています。中学校では必修の研修として、中1では8月に2コースとも福島県ブリティッシュヒルズ研修(2泊3日)を、中2ではAFコースは広島・山口研修、GLコースはシンガポール研修、中3プレコースでは、コースごとに海外研修プログラムを実施予定です。また、希望制で、オーストラリア・ヌーサ夏期短期海外研修(約3週間)も用意されています。

 さらに、高校では、カナダ・ビクトリア夏期短期海外研修(約3週間)やニュージーランド中期海外研修(3か月)、1年間の海外留学などを実施しています。特に、高校スーパーグローバル(SG)クラスに進学した場合は、高1でハワイ、高2でカナダ海外研修(ともに必修)を実施しています。中高の各コースで、選択によっては6年間で4回以上の海外研修の機会があります。(現在は、コロナ禍のため海外研修が中止となっており、国内代替企画による研修を展開しています)

また、校内では7人のネイティブ講師によるイングリッシュラウンジが放課後に開設されており、気軽に英語や異文化に触れる校内留学が体験できるほか、英語プレゼンテーション、英検対策指導や海外大学への進路相談など、目的に応じて利用することができます。

【ICT教育】
主体的な学びを実現する

日大中は、全員に貸与されたタブレットPCと電子黒板を活用したICT教育を導入して6年目を迎えるICT教育先進校です。ICT機器を活用した双方向授業や調べ学習を行うアクティブラーニング型授業を展開し、主体的に学びを深め、論理的思考力を高めます。また、国内外の体験型研修の事前学習と事後振り返りのプレゼンテーション発表もICT機器を活用して行っています。生徒は創意工夫を凝らしたプレゼン発表を行い、表現力を磨いていきます。

「ICT機器を活用してなにをどのように学び、その結果としてなにができるようになるのか。本校は学びの質を向上させ、学びの進化に挑戦しています」(鈴木仁教頭)

【体験型キャリア教育】
自分の将来を考える

体験活動から得られる気づきと経験は貴重な財産です。多くの体験型キャリア教育を推進しています。中1では入学直後の5月から日本大学の各学部(16学部)を訪問します。例えば、国際関係学部では静岡県三島キャンパスを訪問し、留学生と異文化交流を、理工学部では船橋キャンパスを訪問し海洋建築の講義を受講し大型構造物実験装置の見学やロボット操作体験を、松戸歯学部では実際の治療機材を用いた歯科医師体験をします。また、日本の伝統文化を知る歌舞伎鑑賞や大相撲観戦、職業意識を高める機会としてのキッザニアや公的機関見学、企業訪問などを実施しています。さらに、英検・漢検はもちろん、ことわざ検定やニュース検定、防災検定などにも挑戦しています

グラデュエーションポリシー

スクールポリシーを明確にした日大中の学びは、中高それぞれの学びを充実させ、中高接続を円滑にしています。そして、21世紀型スキルとしての「確かな力」と「人間力」を醸成し、夢の扉を開いていきます。

こうした特長ある教育は、日本大学への進学だけでなく、国公立大学や難関私立大学への進路実績を格段に向上させており、2021年3月卒業生を見ると、日本大学への進学は57%、他大学は37%で、現役進学率は94%です。なかでも国公立大学37名、早慶上理156名の合格は、進学ハイブリッド校としての高い実績として注目されています。

導入5年目を迎える適性検査型入試

2018年度から思考力を問う入試として導入した適性検査型入試も2022年度で5年目を迎えます。2月1日午後に実施した2019年度は85名、2020年度は178名、2月1日午前実施となった2021年度は191名と、着実に志願者を伸ばしており、認知度と信頼度を高めています。

2022年度入試も2月1日午前実施です。検査内容は適性検査Ⅰ【文章を読み取りと要点整理、自分の考えや意見を的確にまとめる表現力を問う問題】と適性検査Ⅱ【知識の応用力・運用力、思考力、論理的考察力を問う問題】からなり、東京都及び神奈川県の公立中高一貫校の適性検査問題を参考にした日大中オリジナル問題です。

ホームページにサンプル問題が掲載されていますので、参考にしてください。

※2021年「合格アプローチ」掲載の記事広告より転載。

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