失敗してもいいから挑戦しよう!

工学院大学附属中学校 2024

「挑戦・創造・貢献」を校訓とする工学院大学附属中学校(以下、工学院)。
新たな中高大連携教育を進めるなど生徒の目標を実現させるための様々な取り組みが進んでいます。

中1からスタートする体験型の探究学習

 工学院では、主体的に学ぶ力、そして問題解決に必要な豊かな思考力・判断力・表現力を養うために、中1から独自の探究学習に取り組んでいます。中1は「八王子プロジェクト」で八王子の街や文化を知ることから探究を始めます。中2になると探究テーマが設定され、夏の鎌倉探究、文化祭での中間発表、秋のプロジェクトツアー(修学旅行)と色々な体験をしながら各自の探究を深めていきます。
 今年度の探究テーマは「歴史・文化と対話し人の想いを解釈する」で、プロジェクトツアーでは広島と京都を訪れる予定です。そして来年2月には、1年間の集大成として「映像祭」を行い、そこで1年間の探究、とくにプロジェクトツアーで体験し、学んだ内容を中心に各自が映像にまとめて発表を行います。

朝から生徒の靴磨きをしながら気さくに 生徒たちとの対話を大切にする中野由章校長

工学院の一番の自慢は『生徒』

 工学院大学と同じキャンパス内にあることから、日常的に大学の先生や学生との交流が盛んに行われています。理数系最先端の学びはもちろんのこと、自動車部は大学のソーラーチーム、デジタルクリエイター育成部は情報学部のサポートを受けるなど、その交流は授業以外の多岐に渡っています。
 また、他大学との連携も積極的に進めており、これまでに電気通信大学、東京薬科大学、麻布大学などと連携。昨年には多摩美術大学とも中高大連携協定を結ぶなど、生徒の夢の実現に向けたサポート体制を構築しています。
 「生徒が挑戦したいと思ったことをそのときに実現させてやりたいんです。中高時代は失敗してもいいので、挑戦することの楽しさを経験し、失敗から学んで大きく成長してほしい。そして少しずつ成功体験を積み上げながら目標に向かって進んでほしいと思います」と語る中野由章校長。生徒からは親しみを込めて「ジョニー」と呼ばれているそうで、「本校の1番の自慢は生徒です」と力強く語られます。
 4月には中1から高3までの全生徒が参加する恒例の高尾山強歩大会が開催され、中野校長も全行程を生徒と一緒に完歩。「学校は楽しいところでなくてはいけません」と生徒のために次の新たな仕掛けを構想中です。

MoGで は 何 度 も ト ラ イ & エ ラ ー を 繰 り 返 し プランのブラッシュアップを図りました

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