エリアで1番の進学校をめざす!

安田学園中学校 2026 Vol.2

2025年度大学入試において、国公立大学に過去最高の67名の合格者を出した安田学園中学校・高等学校(以下、安田学園)。
稲村隆雄校長に、これからの安田学園がめざす教育についてうかがいました。

STEAM教育を充実させ
全員が国公立大学をめざす学校へ

稲村 隆雄校長

Q 4年連続で東京大学への合格者を出すなど、難関大学への合格者が堅調に推移していますね。 

【稲村校長】本校の特色でもある学校完結型学習や探究プログラムの成果が表れているのだと思います。大学入試では、探究の成果を活用して、学校推薦型選抜や総合型選抜で難関大学へ合格する生徒も少なくないため、今年度から5年生(高2)の個人探究を大学の学問研究とし、それぞれがめざすキャリアと絡めた取り組みを始めています。 近年、男女を問わず国公立大学への進学を希望する生徒が増えてきていますので、今後は国公立大学型のカリキュラムを中心にしていこうと考えています。2〜3年前から医学系への進学をめざす生徒も増えていますので、それに応えるためにも数学や理科なども含め学校全体でSTEAM教育をさらに強化し、全員が国公立大学や医学部をめざす学校に
進化していきたいと考えています。

 そこで、今年度は理科室の増設を決定しました。現在、南館8階全フロアを理科室として使用していますが、9階も全フロア理科室にして、いま以上に様々な実験が行えるようにしていきます。来年度から改築が始まりますので、再来年度から利用できる予定です。また、本校では「生物クラブ」や「サイエンスクラブ」がその分野の数々の大会で上位に入賞するなど、活発な活動を行っています。理科室の増設に合わせて、それらの学習ノウハウを通常の授業にも落とし込んで行きたいと思います。

稲村 隆雄校長

生徒の夢の実現に向けてワンチームとなって対応する

Q 今後の新たな取り組みなどについてお聞かせください。

【稲村校長】現在も金融教育などで安田グループの企業と連携した授業を行っていますが、2026年度からはキャリア教育を今以上に強化していきたいと考えています。いまグループ内の企業に声をかけているところで、企業訪問をして仕事の様子を見学し体験させてもらったり、企業の方に本校でワークショップを開いてもらったり、また、各教科の授業や探究などとも絡めて本校の生徒が開発した商品を企業にプレゼンテーションをするなど、色々な企画を検討している段階です。

 また、国公立大学を志望する生徒が増えてきたこともあり、今年度はキャリア教育の一環として、東京大学や千葉大学、あと医学部の教授などを本校に招き、国立大学や医学部などの魅力を語っていただく講演会なども予定しています。本校の教育に期待をして入学していただいた生徒たちの夢の実現に向けて、学校全体が1つになってしっかりと答えてあげられるようにしなければならないと考えています。今年度の国公立大学の合格者は過去最高の67名でしたが、数年以内には1
00名超をめざし、このエリアで1番の進学校になれるよう、新たな取り組みを進めて参ります。

安田学園の探究プログラム

工藤 夏花先生

安田学園では、「正しい解のない課題と向きあう姿勢を身につける」ことをテーマに、1年生から段階的に探究プログラムを進めています。各学年が行う探究の内容や魅力などを広報担当の工藤夏花先生にうかがいました。

1年生「自然科学探究」

1学期は、ダンゴムシの観察から、観察⇒疑問⇒仮説⇒検証⇒考察の一連の探究プロセスを学び、夏には「磯」での生き物さがしを通して、興味関心を広げていきます。

2学期は、「一番飛ぶ飛行機選手権」。ストローと紙で作る紙飛行機を、どのように工夫したらより飛ぶようになるか仮説を立て、検証を繰り返すことで探究的な思考力を高めていきます。

3学期は「ジャパネット安田」と称し、百均グッズを使った実験からデータのとり方やグラフの作り方など、探究に必要な理数系の要素を身につけます。

2年生「社会科学探究」

2年生では、「新潟県十日町市にトキを放鳥したら野生に定着するか」という疑問に挑みます。

日頃の授業で下調べをしつつ、夏に十日町市で行う宿泊行事(2 泊3 日)では、トキの餌となる生き物がどれくらいいるか、実際に捕獲して調査し、トキが住める環境を整備するために、アシなどの雑草を踏みつける「踏耕」なども体験します。

トキが住む佐渡島と比べ、気温が違うのか、餌の数が違うのか、天敵の数が違うのかなどの調査結果をまとめて、疑問に対するそれぞれの意見を安田祭(文化祭)で発表します。

3年生「地域探究」

3年生の地域探究では、地域の歴史や文化を研究調査し、自然と人間生活について考えることが目的です。

おもな活動は、修学旅行先の京都・奈良での地域探究。5人ぐらいのグループに分かれて、事前学習では京都・奈良について様々な情報収集を行い、そこで気づいた疑問や課題についてテーマを決めて仮説を立て、現地で調査・検証を行います。

自分たちのテーマを検証するためにどのような行動をしたらいいかを自分たちで考え、計画を立てることが地域探究の重要なポイントになります。

4年生「個人探究」

4年生の探究は少人数のゼミ形式です。今年度は、生物学、スポーツ科学、音楽など14のゼミを開講。

生徒たちは自分の興味ある分野のゼミに参加し、そのなかで個々のテーマを決めて、担当の先生からアドバイスを受けながら専門的な個人探究を進めていきます。

例えば音楽のゼミでは、人が目覚めやすい音楽や映画音楽の韓国と日本の違いなどを研究しています。とくに生物と化学の定員は4人と大変人気が高く、生徒たちは1年かけて個人探究を行い、最終的に論文にして発表します。

5年生「個人探究の応用」

5年生の1学期は大学・学部探究を行っています。

自分がめざしたい分野にはどんな論文があり、どんな先行研究が行われているのかなどを調べ、自分の研究を一度見つめなおします。

2学期からは今年度からの新たな取り組みとして、自分の研究を通して生じた疑問の解決方法を追究する探究活
動に移ります。5年生の冬にどの大学をめざすかという「第一志望誓約書」を全員提出するので、それにもつながるように、1学期・2学期と自分のやりたいことはなにかをとことん追究していきます。

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