独自の教育をさらに進化・発展させた「リーダーシップ教育」とは

立教池袋中学校

創立から140年以上にわたって、
キリスト教に基づく教育を実践してきた立教池袋中学校。
併設する立教大学との密な連携や、
自主性を重んじる穏やかな校風が魅力の学校です。

キリスト教教育をベースに 言葉を重んじる授業も

宣教師であるチャニング・ムーア・ウィリアムズが1874年に開いた私塾を始まりとする立教学院。その一員として、1896年に「立教中学校」として開校したのが立教池袋中学校(以下、立教池袋)です。以来、キリスト教の教えに基づき、それぞれが生まれ持った資質=賜物を活かし、伸ばしていく人間教育を展開してきました。

立教池袋が掲げる教育目標は「テーマを持って真理を探究する力を育てる」「共に生きる力を育てる」の2つです。グローバル化が進む現代において、多様な人々と協働し、様々な事象が絡みあう複雑な社会問題を解決していくため、こうした力が不可欠であると考えられています。また、創立当初から「言葉」の教育を重視し、教科にかかわらず語彙力やコミュニケーション力、表現力などを育むプログラムを実施しているのも特徴です。

英語は週7時間のうち1時間をネイティブ教員が担当

生徒部長の市橋祐介先生は「まずは言葉を正しく学ぶことが大切ですから、『生きた英語を使う』という目標のもと、英語は週7時間実施します。また、豊かで的確な日本語を使うことも大切にし、国語にも力を入れています。そのうえで、社会や理科などの授業でプレゼンテーションをはじめとしたアウトプットを行い、自分の考えを的確に伝える力を養っていきます」と話されます。

こうした言語教育を含め、中1~高2までは「学びの土台」を築くための学習にまんべんなく取り組みます。一方、高3では自らの興味関心に沿って自由に選ぶ「自由選択講座」が豊富です。「経営論」「観光学」「PCによる統計分析」「スポーツ科学総論」など教科学習の枠を越えた多様な講座から、毎日2時間選択して受講します。

深く、幅広い立教池袋の学びを可能にしているのは、大学までを見据えて実施される立教大学との一貫連携教育です。毎年9割以上の生徒が推薦制度を利用して進学するため、受験がないことでのゆとりを活用し、豊かな教養を身につけています。高3では大学の一部の講義を聴講できる「特別聴講」という制度があり、立教大学進学後は卒業単位として認定されます。

上級生が下級生に働きかける立教池袋ならではのリーダーシップ教育

「さらに、昨年からは教育の新たな柱として『リーダーシップ教育』を推進しています。その狙いは個人の能力やカリスマ性を高めることではなく、周囲と協調してチームに貢献する『新しいリーダーシップ』の育成にあります」と市橋先生。

立教池袋がめざす新しいリーダーシップのカギは以下の3つです。
①目標共有…チームが達成すべき目標を明確にし、それをメンバーと共有。全員が目標を意識し続けられるよう働きかける
②率先垂範…自らのテーマ・生き方を持ち、主体的に行動することで周囲にいい影響を与える
③同僚支援…仲間が行動を起こしやすいよう、壁や障害を取り除き、最大のパフォーマンスが発揮できるよう環境を整える

長い歴史が育んだ独自のリーダーシップ

今年の4月には、この3つを含む新しいリーダーシップについて立教大学の教授が講義する「リーダーシップ概論」を前述の「自由選択講座」内で実施しました。その後、講座を履修した高3が中3にレクチャーする時間を作り、上級生から下級生へと知識やスキルが共有されています。こうしたリーダーシップ教育には、立教池袋でもともと行われていた教育活動の多くがすでに当てはまっているといいます。

「本校は以前から、学校行事や宿泊行事などでも学年を越えたグループワークを数多く取り入れており、こうしたリーダーシップが自然と育まれてきました。『新しいリーダーシップ』のために新たなプログラムを次々作っていくのではなく、これまで実施してきた教育のなかでどのような力を育んでいるかを体系立てて整理し、生徒の能力をより効果的に伸ばしていきたいと考えています。リーダーシップ教育を進めていくにあたって教員向けの研修も開いており、共通の認識を持って生徒の指導をすることができるのも特徴です」(市橋先生)

2泊3日の清里キャンプ(中1・中2)

長い歴史のなかで育んできた「他者を尊重し共生していく」という姿勢が、さらなる発展を遂げている立教池袋。最後に、読者のみなさんにメッセージをいただきました。

「小学校でも塾でも家庭でも、自分の興味関心にフタをせず、可能性を広げていけるような日々を過ごしてください。本校はそうしたみなさんのいいところを見つけて、さらに伸ばしていくことができるような学校です」(市橋先生)

※サクセス12 2021年9・10月号掲載の記事広告より転載

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