医学部や海外大学、多様な進路が魅力

工学院大学附属中学校 2025

日本で初めてCambridge English Schoolに認定され、世界50か国以上の国と地域から200校以上が参加する私立学校連盟「Round Square」の一員でもある工学院大学附属中学校(以下、工学院)。グローバル教育と探究を学びのベースに、生徒のチャレンジを応援しています。

探究をベースとした学びとグローバル教育を推進する

 「今年度はKogakuin Global and IBL(KGI)をキャッチコピーにしました。IBLってなんだろうと思いますよね。これはInquiry Based Learningの略称で、探究をベースにした学びのことです。グローバル教育と探究をこれまで以上に効果的に融合させて、生徒の探究心を活性化させていこうと思います」と楽しそうに中野由章校長は話されます。

 工学院の探究学習は中1の八王子プロジェクトから始まり、中2では設定されたテーマに基づいたプロジェクトツアーを開催。高2ではICTを積極的に活用し、グローバル教育と紐づけられたGlobal Project やMoG(Mission on the Ground)といった課題解決型プロジェクトが行われています。訪問する国や地域、課題解決に取り組む内容などすべて生徒自ら決定して進められていきます。
 今後は中学においても、これらと同じようなプロジェクトを実施したいと中野校長は話されます。

「Global Project」でスリランカを訪問して 親交を深めています
「Global Project」でスリランカを訪問して 親交を深めています

中学生に本物を体験させる中・高・大の連携強化

 工学院の最大の魅力が工学院大学との連携です。今年度から、高3が受講した大学の授業を単位として認定する先取り履修制度が開始され、その連携はさらに強化されています。

 「中学ではいろいろな体験、それも本物に触れる体験をたくさんさせてあげたいんです。そして、その体験から生徒が挑戦したいと思ったことをすぐに実現させてやりたいんです。そのために工学院大学だけでなく、東京薬科大学、麻布大学、電気通信大学、多摩美術大学、杏林大学などと中・高・大の連携をさらに強化しています。中学ではバランスよく学び、高校からは細かな進路選択が可能ですので、自分の目標を明確にして大学受験に向かうことができます」と中野校長。

 2024年度大学入試では、医学部医学科へ12名、海外大学へ20名が進学するなど、多様な進路に対応できるのも工学院の魅力です。今年度より文部科学省の「DXハイスクール」に採択されており、情報・数学を重視したカリキュラムや、ICTを活用した文理横断型の探究学習の取り組みがさらに加速していきます。

※DXハイスクール:情報や数学を重視したカリキュラムや、ICTを活用した文理横断型の探究学習を強化する高校を支援するDX加速化推進事業。

大学の先生指導のもと、大学生や大学院生に サポートしてもらって化学実験を実施
大学の先生指導のもと、大学生や大学院生に サポートしてもらって化学実験を実施

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※2024年「サクセス12」7・8月号より転載。

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