八千代松陰中学校は「明日の国際社会を担う個性豊かな青少年の育成」をめざし、「持ち味を生かす教育」を実践しています。

　５教科の授業が習熟度別であることが特徴で、これにより、得意科目のさらなる伸長と、苦手科目の克服をはかります。授業クラスは定期試験ごとに入れ替えます。生徒は全員がChromebookを所持し、授業ばかりでなくさまざまな場面で活用しています。「情報の消費者ではなく、情報の生産者になる」ことを目標に、情報の収集、共有、意見交換、発表といった流れを大切にしています。

　授業以外の学びの場も充実しています。放課後や長期休暇中に行われる「松陰セミナー」は、各教科の演習・実験・検定試験対策・国際交流・趣味などの多彩な講座から自由に選択できます。また土曜日には「土曜講座」が開講され、学習系講座と探究系講座のなかから、自分のニーズに合ったものを選べます。探究系講座には、語学、国際交流、SDGs、趣味、最新技術、栄養学など、多彩な講座が用意されていて、学年の枠を越えて学びあいます。オンラインで海外ともつながる講座もあり、「世界のリアルを学べる」と好評です。

　国際交流も活発です。海外５カ国にある姉妹校との交流のほかに、夏には学校が主催する短期留学プログラムの「スタディーツアー」があり、毎年８コースを募集しています。このほか中学生には、２カ月に１度は異文化体験ができるプログラムが用意されています。

　東京ドーム３つ分の敷地には、競技別の10のグラウンド、15面のテニスコート、蔵書６万冊のメディアセンター、６つの理科室など、大学に負けない施設があります。生徒は、恵まれた環境のなかで、クラブ活動にも力を入れ、文武両道をめざしながら、日々、さわやか・はつらつ・ひたむきに学校生活を送っています。