幕張新都心の一角、「学園のまち」に渋谷教育学園幕張中学校はあります。まわりには県立高校、県立保健医療大学、放送大学、神田外語大学、千葉県総合教育センターなど多くの文教施設が集まり、まさに学ぶには理想的な環境といえます。

　創立は1983年、中学校の創立は1986年と、比較的若い学校といえますが、毎年多くの卒業生を東京大学をはじめとする最難関大学に送りだしており、千葉県屈指の進学校です。

　また、渋谷教育学園幕張といえば、先駆的なシラバスの導入でも有名です。このシラバスは、つねに改訂や工夫が行われ、充実度の高い内容となっています。このシラバスが毎年のすばらしい大学合格実績を支えているといっていいでしょう。
　
　しかし、けっして進学だけを重視している学校ではありません。「自らの手で調べ、自らの頭で考える」という意味の「自調自考」を教育目標に掲げており、生徒の自発性を尊重した教育を行っています。そして、心の成長・陶冶（とうや）をめざし、他者への理解、思いやり、連帯性を重視しています。

　生徒の眼前にグローバルな世界と未来が開けていることを考え、渋谷教育学園幕張では、外国人教員による少人数外国語教育、長期・短期の海外留学、海外からの帰国生および外国人留学生の受け入れを積極的につづけています。

　この環境を地盤として、異なる知識や体験の交流、共有化を進め、また、日常的学習の場も含めて国際理解へのよりいっそうの視野の拡大をはかっているのです。

　敬愛され、伸びのびと活動し、貢献しうる日本人の可能性をさらに追求し、21世紀の地球と人間生活の繁栄に貢献できる人材の育成をめざす渋谷教育学園幕張です。