日出学園は、1934年に幼稚園・小学校として創立されたのが始まりです。以来、1947年に中学校が、1950年に高等学校が開設され現在にいたっています。建学の精神は校訓「誠・明・和」の３文字にこめられ、「誠」は心を重んじる教育、「明」は自主的・積極的な明るさをつくる教育、「和」はともに力を合わせることの大切さを学ぶ教育を意味しています。

　日出学園中学校の在校生は、ほとんど全員が大学進学を希望しています。中高一貫教育のメリットを最大限にいかしたカリキュラムが組まれており、中学では、各教科の基本的な内容の習得・理解定着をめざします。高校では、各自が進路志望に応じた教科を選択し、自主的に学習することによって大学入試に対応できる学力を養います。2013年度より学校週６日制に変わりました。カリキュラムも新しくなり、より充実した環境で学習に取り組むことができます。

　学習の基礎をしっかりと固めるため、数学と英語においては、中２から習熟度別少人数授業を実施しています。それぞれの学力に対応した授業を受けることで、学力向上をはかります。また、国語においては、教科書を中心に授業を進めていく「国語」と、文法や言語活動を中心に進めていく「言語表現」に分けて授業を行っています。すべての学習の基礎となる「読む・書く・話す・聞く」力をつけていくことを目標にしています。

　このように、学習面において細やかな配慮がいきとどき、生徒たちは伸びのびと、そして着実に学力を養いつつ成長していきます。その結果、近年は国公立大学・難関私立大学などへの合格実績も次第に上昇してきています。中高６年間の一貫教育のなかで、勉学の楽しみを味わいながら、豊かな心を持つ人間を育てる、日出学園です。