千葉日本大学第一中学校は「真・健・和」の３つを校訓と定めており、生徒が「愛校心」をもって学校生活を送ることができるような環境をめざしています。

　中学では、基礎学力をつけさせることを目標に主要教科の時間数を増やすとともに、放課後補習や夏期講習を行っています。夏期講習は中学だけで25個の講座が開かれ、幅広い学力層にも対応しています。

　英語教育では、英会話のクラスを10数名程度にし、外国人講師と日本人英語教師が２名体制で指導しています。オンライン英会話運営会社『レアジョブ』と提携をしており、１対１でのオンライン英会話も推し進めています。さらに、中３対象の海外語学研修も行われ、そこでも１対１での英会話をベースとして英語力の向上をめざします。夏には英検対策講座を各級ごとに開き、2020年度は中学で英検準２級に54名、２級に13名が合格しています。

　大学進学は、６割弱が日本大学に、２割強が国公立大学や早慶上理、G-MARCHなどへ進学します。現役生の４年制大学への進学率は県内トップの在籍者９割弱に達しています。

　大学との連携教育も充実しており、夏休みには日本大学の医・歯・薬学部で体験授業や看護体験ができます。また、隣接する日本大学理工学部が主催する「八海山サイエンスサマーキャンプ」にも参加することができます。

　施設も充実しており、2017年に完成した新校舎には、広い自習室や230席のランチルーム、サイエンスプラザがあります。ミストを散水できる広い人工芝グラウンドや、４面あるテニスコート、蔵書が６万7000冊ある図書室なども魅力です。職員室には教員に質問ができるスペースが設けられており、授業でわからなかったことを昼休みや放課後に気兼ねなく聞くことができます。