中高一貫６カ年教育のスタートから10年が経過し、11年目を迎えた千葉明徳中学校。地球規模でさまざまな課題を解決していかなければならないグローバル社会のなか、「明明徳」の理念のもと、自らの意志・考え方を持って、人生を切り拓いていける「行動する哲人」の育成を行っています。

　千葉明徳ではあらゆる教育活動のなかで「思考する学び」を繰り返し、グローバルな視点を身につけるとともに、プレゼンテーションやICT活用のスキルを磨きます。

　英語の授業では「世界とつながる英語力の育成」をモットーに、大学受験に必要な力とアウトプットできる力を育てます。授業では音読・発話を重視しているほか、ベルリッツの英会話講座やZ会のオンライン英会話も導入しています。さらに、多様な国内外の語学研修プログラムも魅力です。

　「プレゼンテーション教育」は、各教科の授業にとどまらず、行事や毎朝の１分間スピーチなどさまざまな場面で展開されています。中１・中２の文化祭ではSDGsに関連する内容の調べ学習の発表を、中３の２月には学術的専門性に基づいた課題研究論文についての発表を生徒全員が行い、一人ひとりの力を伸ばします。

　また、「ICT利活用」が生徒の学びに広がりと深みをもたらしています。生徒はひとり１台iPadを所持し、教室にはスクリーンとプロジェクターを常設、全館Wi-Fi回線が整備された学習環境です。2017年の導入以来、教員も生徒もこうしたICT環境に慣れ親しんでおり、2020年４月の緊急事態宣言下でも新たな活用方法を積極的に見つけるなど、「学びを止めない」取り組みを実践させていました。

　このような「時代の先」を見据えた多様な教育を、中学と高校が連携し全力でサポートしていくのが千葉明徳です。