「自由闊達 」の校風が自主自立を育む

麻布中学校

<男子校>

 毎年多くの難関大学へ進学者を輩出する、麻布中学校。1895年創立という伝統校です。創立者江原素六先生の教育姿勢のもと、創立以来、ものごとを自主的に考え、判断し、自立した行動のとれる人物の育成をめざし、自由闊達な校風を伝統としてきました。

 こうした伝統を持つ麻布では、明文化された校則はなく、標準服はありますが服装も自由です。

 また、文化祭や運動会、学年旅行といった学校行事もすべて生徒の自主運営に委ねられていることも特徴です。

豊かな人間形成をめざす

 麻布では、幅広く深い教養を身につけ、豊かな人間形成をはかることを教育の主眼としています。

 全人教育の観点から、感性・感覚・情操を涵養するため、音楽・美術・工芸・書道などもじっくりと時間をかけて学んでいきます。体育では、柔道・剣道の選択必修授業もあります。

 各教科ごとに、中高6年間の連続性が考慮された独自のカリキュラムを編成し、生徒の自発的な学習意欲を引き出し、思考力・創造力・感受性を育てることに努めています。中学段階では、基本的な知識を幅広く身につけるとともに、柔軟な思考力を養うことに力点をおいた教育がなされています。

 授業はどの教科も質・量ともに相当な密度となっており、各教科で独自に編集したプリントや教科書以外の副読本を多用しながらきめ細かく進めていきます。

 また、高1・高2では、土曜日に2時間の教養総合授業を行っています。これは少人数ゼミ形式で、約40講座から希望するものを選択します。

 自由の意味を理解し、それに応えられる自主・自立の精神を深く学び、未来をめざす青年を育む場がここにはあります。

School Information

所在地:
東京都港区元麻布2-3-29
アクセス:
地下鉄日比谷線「広尾」徒歩10分、都営大江戸線・地下鉄南北線「麻布十番」徒歩15分
TEL:
03-3446-6541