都心にありながら緑多く落ちついた環境のもと、「聡明・端正」を校訓とする麴町学園女子中学校。豊かな人生を自らデザインし、かつ国際社会に貢献できる自立した女性の育成をめざし、きめ細かな教育を行っています。

　学習面では、一生役立つ本物の英語力を確立するために、６年間毎朝行う音声活動や徹底した４技能向上プログラム「アクティブイングリッシュ」（英語科特別顧問・安河内哲也氏監修）を行うことで、英検取得率が大幅に向上しています。

　その英語の取り組みが評価され、成城大学・東京女子大学をはじめとする複数の大学と高大連携を締結しています。大学の講座や行事に生徒が参加したり、大学の教員が出張講義を行ったりするなど、相互間の教育交流を活発にしています。さらに、高校の評定平均や英検の取得級などの基準によって、連携大学に進学することも可能となっています。

　また、アイルランドとニュージーランドの計４校と提携し、日本と連携校の両方の高校卒業資格を得ることができる「ダブルディプロマプログラム」も導入しています。

　６年間かけて考えて書く力を伸ばし、思考力・表現力を身につけさせる「小論文対策」や、楽しい理科・楽しい実験をコンセプトに、生徒たちが自ら学び探究していくことを、実験や観察を通して行っていく「アクティブサイエンス」など新しい取り組みもスタートしています。

　オリジナルのキャリア教育として、「みらい科」があります。６年間かけてしなやかにたくましく生きる力を身につけ、自立した女性の育成をめざします。研究論文「みらい論文」の作成をはじめとしたキャリア教育、異文化理解、企業や大学と連携してのプログラムなどをとおして自らの将来に必要となる総合力に磨きをかけます。