頌栄女子学院中学校は、キリスト教の学校で、聖書の教えを徳育の基礎においています。校名「頌栄」は神の栄光をほめたたえるという意味で、学院の特色を表します。

　また、土曜日を休日にして日曜日には教会の礼拝に参加することを奨励しているほか、入学式・卒業式などの学校行事は礼拝で始まり、週日にも毎朝礼拝があります。

　頌栄女子学院の特徴は、聖書の時間があることと、数学・英語の授業時数が標準よりも多いことです。数学と英語の授業（一部学年）は、中・高とも少人数制習熟度別の特別クラス編成で行います。

　また、コース制を採用し、高２からは文科コースと理科コースに、さらに高３では理科コースがふたつに分けられます。高３では、コース別の授業のほかに主要科目を中心とした受験講習があり、進路に合わせて自由に選択することが可能です。

　英語の授業は中１〜高１では週６時間を配当し、各学級を２分割して少人数制による授業を行っています。高２・高３では、学年を習熟度別に７クラスに分け、個々の到達度に応じた効果的な学習指導を実施しています。また、高校卒業までに英検２級以上を取得することを目標としています。

　そのほか、語学修養の機会として中学では軽井沢での英会話研修およびカナダ語学研修、高校ではイギリス語学研修を希望者のために設けています。

　大学進学に向けては、長期の計画に基づいて中３より進路指導を行います。説明会や卒業生の体験談を聞く会なども設けています。こうした取り組みの結果、難関大学進学者が着実に増加し、卒業生の半数以上が現役で国公立大学や早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学など難関私立大学へ進学しています。