開智未来中学校は、開智学園２番目の中高一貫校として、2011年４月、埼玉県加須市に開校しました。開智未来は「知性と人間を追求する進化系一貫校」を基本コンセプトに、開智中学校（さいたま市）の教育を受け継ぎつつ新たな教育をさらに開発し、教育活動の構造化をめざす学校です。

　開智未来では3Ｉ’S（探究活動・英語発信力・ICT活用）をキーワードとして、国際社会に貢献する創造型発信型リーダーの育成をめざします。関根顧問（初代校長）が中学課程で行う「哲学」では、６つの授業姿勢やメモ力などの学びのスキルをきたえ、社会のさまざまな課題について考え、学びあい、発表しあうことをつうじて思考力を育てます。

　また、中１の里山フィールドワーク、中３の探究フィールドワーク、高１の才能発見プログラムなど、探究活動をつうじて創造力・自己発信力を磨く行事が多数あり、中２のブリティッシュヒルズ合宿、高２のワシントンフィールドワークでは、オールイングリッシュをつうじて英語発信力や英語レポート作成にも挑戦します。

　さらに、ひとり一台のタブレットを導入し、授業での活用や探究活動の発表などを行い、新型コロナウイルス対応のオンライン授業もいち早く取り組むことができました。

　少数制で「一人ひとりをていねいに育てる」ことをモットーに、大学進学に向けた講習体制も充実、国公立大学や難関私立大学へ毎年多数合格しています。2019年度より医系コースを新設するなど、今後のさらなる飛躍が期待される開智未来です。