足立学園中学校の教育目標は「自ら学び　心ゆたかに　たくましく」。井上実校長先生は、「生徒が志を持ち、夢や希望をかなえるためのサポートを教職員が一丸となって全力で行います。自己肯定感を高め、楽しく生活し、将来に役立つさまざまな力を育み、品格あるたくましい男子に育ってほしいです」と話されます。

　中学には特別クラスと一般クラスがあり、学力別に構成されていますが、カリキュラムは同じです。「志共有」で志に気づき、学習習慣や勉強の仕方をきめ細かく指導し、主要教科の基礎学力を徹底して身につけます。

　高校には探究・文理・総合の３コースに分かれて進学します。全員が松下政経塾で志を立てる一歩をふみだし、探究総合の授業で課題解決能力を養います。

　グローバル教育では、オーストラリア・スタディツアー（中１〜高２）、イギリス・ラグビー校のサマースクール（中３〜高２）、海外ターム留学（高１）などに参加でき、16歳以上はオックスフォード大学（ハートフォートカレッジ）に短期留学ができます。

　また中高では日本で唯一、MicrosoftShowcase Schoolsに認定されており、ICT教育の先進校として活動しています。

　足立学園には中高をつうじて多くの行事があり、たとえば30㎞の強歩大会は中学３学年を縦割りにし、上級生が下級生の面倒を見ながら歩くことで、心身のたくましさや相手を思いやる気持ち、学年を超えた「きずな」が生まれます。

　そのほかにも、命の誕生・尊さを学ぶ性教育講演会や男女関係のありかたを学ぶデートDV講座、主権者教育などをとおして、社会で活躍できる紳士となるサポートを行います。