開校以来の伝統であるグローバル教育を基盤に、全員が希望の大学に進学するための確かな学力と、国際社会で求められる豊かな教養、人間力を養う教育を実践する西武学園文理中学校。昨今グローバル化やAIなどのさまざまな技術革新が進み、日常の生活スタイルが変わり、新たな価値観の選択が求められています。

　このような未来予測が困難な時代を生き抜くために、新たな価値観を創造できる環境で、仲間と切磋琢磨しながら、文理横断的な幅広い教養、高い公共心や倫理観、社会を支え改善できる資質と能力を育みます。

　育てたい生徒像は「日本人としてのアイデンティティを大切にしながら、グローバルな視野をもち、自ら課題を発見し、多様な仲間と協働しながら解決・発信できるトップエリート」。今年度入学生より、クラスを「グローバル選抜クラス」「グローバルクラス」と改称し、新たなグローバル教育プログラムも始動しました。

　そのひとつがタブレットPCを利用し、すべてを英語で行う「GLOBAL COMPETENCEPROGRAM」。Pack（予習）、Climb（授業）、Unpack（復習）のサイクルをまわし、語学力、知識・教養、高度な思考力、伝えあう力、ホスピタリティー精神、グローバルな行動力を身につけます。
　ほかにも中３でのイタリア研修旅行（2019年実績）や自主性・創造性を育むCreative Activity、職業研究や職業体験、卒業論文の制作など多彩な取り組みがあります。

　中学校卒業後は希望と成績に応じて、西武学園文理高等学校の「グローバル選抜クラス」「グローバルクラス」「先端サイエンスクラス」のいずれかに進学します。高校からの新入学生と同じクラスで学び、他者の気持ちや考えを理解する経験を積みます。自ら声をかけて仲間をつくり、協働していく行動力を６年間で身につけ、予測不能な未来をたくましくしなやかに生き抜く力を育みます。