西武台新座中学校では、「グローバル社会で活躍できるたくましい人間力の育成」をめざし、「高い学力」、「グローバル・リテラシー」というふたつの力を重視した教育が行われています。

　「高い学力」とは、高い専門性や一流の学問を身につけることを目的とした、難関大学に合格できるレベルの学力を意味しています。「グローバル・リテラシー」とは、「実社会で役立つ英語力」「多様な人びとと協同できる共生力」「新たな世界を切り拓く価値創造力」の３つを総合した力のことです。

　そのなかでも、一生モノの英語力の習得をめざす西武台新座の“英語教育”は、とくに注目を集めています。

　中学では、日本初となる「The JINGLES（ザ・ジングルズ）」を英語学習の基礎段階で導入しています。これは、発音するための筋肉をきたえ、科学的に発音トレーニングを行うプログラムです。発音できない言葉は理解しづらいという考えのもとで、発音を重視した学習を行っています。そして、リスニングやスピーキングの能力を向上させ、そこから総合的な英語力に発展させていきます。

　使用教科書はＺ会の「New Treasure」です。「教科書」をそのまま教えるのではなく「教科書」で英語の根幹や語句のコア・イメージなどを教える独自の手法をとっています。これにより、丸暗記の英語教育からの脱却をめざしています。

　西武台新座は、大学入試改革を見据えて、英検の取得にも学校をあげて取り組んでいます。2021年度大学入試では、在学中に英検準１級を取得した中高一貫生が、難関国立大学の東京工業大学、東京外国語大学に合格をしました。