西武台千葉中学校の教育の基本は学校法人名や学校名にもある「武」の精神性です。「武」の精神性とは、具体的に、「礼儀正しさ」「相手を慮（おもんぱか）る気持ち」「他人の役に立つために自ら律し、高めようとする強い精神力」などのことです。中学時代から、この精神性を身につけることによって、高校に進学したときに、各々が中心となってクラスを引っ張っていけるように成長することができます。

　第１ステージ基礎期（中１・中２）では、学習習慣を確立させ、基礎基本の徹底および技能を定着させます。第２ステージ発展期の前半（中３）では、特選コースと進学コースに分け、後半（高１）での授業に備えます。高１では外部特選コース、外部進学コースと合体させ、レベルに合ったコースを選べます。第３ステージ進路実現期（高２・高３）では文系・理系に分かれ、進路実現に向け選択科目を履修しつつバランスよく学習します。

　６年間学ぶ特徴をいかし、学習活動だけではなく中高の合同行事を実施したり、施設を利用しあったりと異世代のつながりを大切にしています。キャリア教育の一環として、教員養成プロジェクトやメディカルプロジェクトに一部参加できます。また、リベラルアーツ教育として取り組んでいる気象予報士養成講座や中国語講座、手話講座、入門野田学講座を高校生とともに受けられます。

　英語の授業では４技能に対応できる力を養います。国内留学としてE・B・C（English Boot Camp）を行い、英語漬けの２日間を過ごします。そしてカナダでの海外語学研修があることで、異文化とのつながりもできます。

　地域の活動や部活動にも積極的に参加しており、さらに福祉活動などを行うことで、学外の方とのつながりも生まれ始めています。