藤村女子中学校では、１日50分６時間、週６日制で多くの授業時間数を確保し、高校生が教えてくれるシスター制度などをとおして、一人ひとりの学力と目標に応じた、きめ細やかな指導を行っています。さらに2030年以降の大変革時代を生き抜く力の養成をめざし、通常科目のほかに「探求」に特化したオリジナルの学校設定科目を設けています。その１つ「自己探求」の授業では思考力を、また「自己表現」の授業では表現力や魅力的なプレゼンテーション能力を楽しみながら身つけていきます。

　このオリジナル授業により、仲間と協力することの大切さを学び、学力と生きる力の両方を育てていきます。また、新大学入試の受験対策にもなるため、生徒一人ひとりの希望進路の実現にもつながると考えられています。さらに、「吉祥寺」という恵まれた環境をいかし、地域の方々とつながりながら学ぶ「ふじ活」（フィールドワーク）では、社会性も身につけることができ、「ワクワク」楽しく生き抜くための力を伸ばしていきます。

　藤村女子中学校は、２科・４科選択の教科型「一般入試」「プレミアム入試」以外にも、「ナゾ解き入試」や「自己表現入試」といった受験生が自信をもって挑むことのできるユニークな入試を行っています。とくに2021年度入試より導入した日本初の「ナゾ解き入試」は、教科型入試でははかれない、問題解決に取り組む個性の力をみる入試です。生徒の発信力や表現力をはかる「自己表現入試」とともに受験生にも好評で、2022年度入試においても実施予定です。また、教科型の「プレミアム入試」は合否判定と同時に奨学生の判定も行われるため、毎年、人気のある入試になっています。

　藤村女子中学校は、生徒の個性を伸ばすことを目標に、さまざまな改革を進めていきます。