2001年、「国際社会に太刀打ちできる21世紀のリーダー育成」をめざし開校した藤嶺学園藤沢中学校。まだ開校20年ではありますが、母体となる藤嶺学園藤沢高等学校は創立100周年を超える伝統校です。

　藤嶺学園藤沢の教育で特徴的なのは、茶道・剣道が必修とされていること、そしてアジアに目を向けた国際人を養成していることです。21世紀の国際社会におけるアジア、オセアニア地域の重要性が増す現在、エコ・スタンダードとしての東洋的な価値観や文化を見直すことにより、国際教育の原点を世界のなかのアジアに求めていきます。

　さらに、国際語としての英語教育をしっかり行いながらも、身近なアジア・オセアニアに目を向けた国際教育を実践し、勇気と決断力を持った国際人を育てています。

　学習においては、６年間を３ブロックに分け、基礎（中１・中２）、発展（中３・高１）、深化（高２・高３）と区切ることで、ムダのないカリキュラムを実現しています。基礎ブロックは、すべての教科の土台にあたる基礎学力をつくる時期です。基礎学力を確実につけることを主眼に、授業のほかにも補習を行い、きめ細かく生徒を見守ります。

　発展ブロックは、中学と高校の橋渡しをする時期。養った基礎を発展へとスムースに移行するための学習プランを用意しています。また、学力をさらに伸ばすために、希望者を対象とした発展補習も行います。

　中高一貫教育の総仕上げを行う深化ブロックは、将来の進路を決定する大切な時期でもあります。志望系統別のクラス編成を行い、生徒一人ひとりの進路を確実に導けるようにします。

　藤嶺学園藤沢では、こうした計画的なカリキュラムにより、生徒が抱く未来への夢を実現できるようにサポートしています。