芝浦工業大学附属中学校は、芝浦工業大学を併設大学とする半附属校です。校訓には「敬愛の誠心を深めよう」「正義につく勇気を養おう」「自律の精神で貫こう」が掲げられ、世界と社会に貢献できる、心身ともに強くたくましい人材を育てています。

　先進のSTEAM教育で多様なスキルを育みます。中３では「サイエンス・テクノロジーアワー」という独自プログラムを実施。教科書から飛びだし、生徒の興味関心を引きだす「手作りスピーカーと電池のないラジオ」などの11のプログラムが用意されています。全学年全教科で展開される教科と科学技術のかかわりあいを学ぶ「ショートテクノロジーアワー」もあります。

　言語教育にも力を入れています。３つの言語の習得が、社会での活躍のカギになると考え、「英語・英会話スキル」「コンピューターリテラシー」（RubyやＣ言語によるプログラミングなど）「日本語運用能力」の習得に力を入れます。新カリキュラムでは探究型授業をふたつ設置します。技術とプログラミング、デザイン思考で未来をつくる「IT」とグローバル社会で思考しコミュニケーションをする力を育てる「GC」です。「理工系の知識で社会課題を解決する」ことを目標に、未来を創造する力を育てます。

　大学との連携教育も特色のひとつです。中学では「工学わくわく講座」「ロボット入門講座」などが開かれ、高校ではさらに専門性の高い講座が用意されます。なかでも、高２の理系選択者を対象とした「理系講座」は、芝浦工業大学の教授陣をはじめとする講師のかたがたから、最先端の研究内容を聞ける魅力的な講座です。そのほかにも大学図書館の活用、早期推薦と留学プログラム、在学中の大学単位取得など、芝浦工業大学との連携教育はさまざまな場面で充実しています。