増尾城址公園に隣接し、自然にかこまれ恵まれた教育環境にある芝浦工業大学柏中学校。建学の精神「創造性の開発と個性の発揮」のもと、①広い視野（興味・関心・知的好奇心）の育成、②豊かな感性と情緒の育成、③思考力の強化と厚みのある学力の養成を教育方針に掲げ、その教育が展開されています。

　中学は成績最上位者を１クラスに集めたグローバルサイエンスクラスがあります。一般クラスとカリキュラムなどに大きなちがいはなく、特別講座などに優先的に参加をうながしています。

　高校はグローバル・サイエンス（GS）とジェネラルラーニング（GL）の２コース制です。コース制は、個性に合った学習をより進めていくためのものであり、GSは探究活動を実施しながら東京大学をはじめとする最難関国公立大学をめざし、GLは補習などを適宜実施しつつ５教科７科目を高いレベルで学習し、国公立大学、難関私立大学をめざします。

　芝浦工大柏では、ほぼ全員が４年制大学への進学を志望し、約３分の２が理系志望、約３分の１が文系志望です。そのため進路指導は、生徒の興味、適性、志を大切にしています。そして、一人ひとりが持てる能力をじゅうぶんに発揮でき、生きがいを持って進める道を見出せるように、学習、ホームルーム、面談をとおして、ていねいに指導しています。

　受験対策は、高１〜高３で夏期講習会を実施するほか、各学年で希望者を対象に放課後の講習・補習を行い、実力養成に努めます。東京大学２名、京都大学１名など最難関国公立大学に合格者を輩出。そのほか北海道大学、東北大学、東京工業大学、一橋大学、千葉大学などを含む現役国公立大学・大学校合格者は55名、早慶上理合格者はのべ116名、国公立大学・早慶上理・G-MARCHいずれかの合格をつかんだ生徒の割合は55％です。