聖望学園中学校の教育理念は、１.「わが国における最高の教育理念を志向する」、２.「キリスト教教育の理念に基づき現代の潮流をふまえ」、３.「社会を変革せんとする有意・有益なる人物の育成を規する」です。この理念のもと、中学校では、「３つの実」の育成を掲げています。

　「３つの実」とは、１.「ICT機器を活用できる人材」のことで、その育成のために「同時双方向型オンライン授業」や課外活動を行い、部活動にもICT機器を活用しています。２.「生きた英語を活用できる人材」。英語の授業でも「同時双方向型オンライン授業」を実践しています。そして３.「グローバルな思考を活用できる人材」。深く学び、さまざまなプログラムに取り組むことで、多様な価値観のなかで発揮できるリーダーシップを育てています。

　このように具体的な課題を持って日々の教育を行い、大きな「実」を育成しています。

　特徴的な学習プログラムをいくつかご紹介します。

　まず従来からICT機器とデジタル教材を駆使した「同時双方向型オンライン授業」を行っている聖望学園では、コロナ禍においてもオンライン上での双方向型の学びを実践し、生徒の能動的、主体的な学びをうながしていました。また、日々の学習を振り返る「R-ISMノート」を導入し、生徒の体調管理や課外活動、部活動にも活用しています。

　そして高校では、予備校講師による土曜講習や、英語入試４技能を意識した授業、ネイティブスピーカーとのオンライン英会話、英検全員受験などを実施しています。さらに、文化祭や体育祭をはじめとする行事、専門の指導資格を持つ教員が顧問をする女子バレーボール部、女子バスケットボール部、サッカー部などの部活動もさかんです。