最寄り駅から大通り沿いに歩くこと約10分。聖園女学院中学校の校門に近づくと、肌に触れる空気が変わります。森がそのまま学校になったような校地は、県の鳥獣保護区に指定されています。
　「かけがえのない貴い使命をもつ一人ひとりを大切に」。この建学の精神と豊かな環境に育まれ、聖園生たちは伸びやかに成長していきます。

　聖園の丘には、「本物のあなたでありなさい」「あなたはありのままで素晴らしい」というカトリック精神が息づいています。少人数だからこそ、学校生活でさまざまなチャンスがめぐってきます。お互いを支えあえる大切な友人にもであえる学校です。

　聖園女学院の学校目標は「踏み出す人に」。

　さまざまなであいと経験をとおして自らの使命を見つけ、友人たちと切磋琢磨しながらお互いの存在を認めあい、卒業後は社会へと大きくふみだし、自分にしかない使命を他者とともに輝かせてほしいという願いがこめられています。

　中学では国数英に授業数の50％をあてて基礎学力の定着をはかり、簡単には答えが見えない問題を論理的かつ柔軟に考えていく土台を養います。４技能をバランスよく身につけられる英語教育も特色のひとつ。給付型奨学金つきのニュージーランド留学やカナダ研修に挑戦して視野を広げられるほか、ネイティブ教員が運営する留学の部屋では日常的に英語を浴びながら、発信力に磨きをかけます。

　一人ひとりに貸与されたタブレットを使い、聖園生は自らの学びを深めます。課題発見・問題解決力を育む授業をはじめ、学びを止めない遠隔授業ができる体制も整っています。長期休暇中の補習講習、外部講師や女子大学生メンターによる放課後支援など学習意欲をあと押しする環境も年々充実。聖園ではつねに進化する学びの場が提供されています。