東京湾や横須賀港を見下ろす横須賀市の高台に立つ緑ヶ丘女子中学校。多くの緑にかこまれ、落ちついた雰囲気のキャンパスが自慢の学校です。

　そんな緑ヶ丘女子では、建学の精神に掲げる「至誠一貫・温雅礼節」のもと、キリスト教の「愛の精神」を心の糧にした教育を行っています。そして、中学校の目標として「新時代の社会で活躍し、貢献できる自立した女性の育成」をめざし、教育内容の充実をはかっています。

　これからの社会で求められる力として「コミュニケーション力」に注目し、その力を高めるためのさまざまな活動を行っています。そのひとつとして、英語学習では「読む・書く・聞く・話す」という４技能の実践を重視して「使える英語力」を修得していくほか、常駐するネイティブ教員からだけでなくオンライン英会話でも生きた英語を学び、校内研修・国内研修のステップを経て行われる約10日間の海外研修や、中学修了段階で英検準２級以上の取得をめざして行われる補講などを用意することで、生徒たちは“多くの人とつながる力”を獲得していきます。

　また、「総合学習」として各自が設定したテーマで探究し、まとめ、「プレゼンテーション」で発信しあうことにより“伝える力・受け取る力”を伸ばしています。そして、茶道（裏千家）の先生による作法の時間や、聖書の時間、月に１回ある礼拝の時間をとおして、“他者を思いやる心”、“豊かな人間性”を育みます。

　こういったさまざまな活動をつうじて、緑ヶ丘女子では、「コミュニケーション力」を育み、これからの世界を生き抜くために必要とされる、多様な力を養っていきます。