1921年に「細田裁縫女学校」として開校された細田学園高等学校は、近年、次世代を担う生徒を育てることを主眼とした教育改革を行いました。その結果、2013年からは大学合格実績が急上昇をみせており、併設の中学校を持たない埼玉の私立高校のなかではトップクラスといっていい成長を実現してきました。

　その細田学園高等学校が、2019年４月から、併設の中学校を開校しました。「日本一よい教育を提供したい」という思いのもとに、６年間の中高一貫教育がスタートしています。

　新設された細田学園中学校では、「Making dots and Connecting the dots」をコアコンセプトに掲げる独自の次世代型教育「dots教育」を行っています。

　「dot」とは「点」という意味ですが、細田学園ではこれを「原体験」ととらえ、多種多様な「原体験」を中高６年間で体験できるようにしています。この「原体験＝dot」をつなげていくことで、変化のスピードをますます速めていくことが予想されるこれからの社会で、主体的に生き抜く力を養うことができます。

　dots教育には３つの柱があります。それが「未来創造力」、「国際力・英語力」、「人間力」です。

　この３つの力を養うために、独自の学びの手法「DITOメソッド」（Define〈定義する〉→Input〈入力する〉→Think over〈熟考する〉→Output〈出力する〉という一連の行為を繰り返し行うサイクル）を取り入れた学習活動や、「リーダー教育」、英語４技能（聞く、話す、読む、書く）をバランスよく育てる英語教育、オンライン英会話レッスン「POEC」などの先進的な教育カリキュラムを実践しています。