智育、徳育、体育のバランスのとれた生徒をめざす

筑波大学附属中学校

<共学校>

伝統が生んだ独自のカリキュラム

 筑波大学附属中学校の歴史は古く、首都圏の大学附属校のなかで最も伝統ある学校のひとつです。筑波大学附属では、中等普通教育を行うとともに、筑波大学における生徒の教育に関する研究に協力し、学生の教育実習の実施にあたる使命を持っています。

 「強く、正しく、朗らかに」の校訓のもと、魅力的な授業と、多種多彩な活動をとおして、確かな知性と自主自律の精神の育成をめざしています。日本の教育の中枢を担ってきた東京高等師範学校、東京教育大学の歴史と伝統を引き継ぎながら、全人教育をめざし、どの授業も基礎・基本をふまえつつ、より高度で魅力的な学習内容となっており、自分の頭で考え、心で感じ、全身で表現する学習が繰り広げられています。

 生徒の自主性と独創性を育てる学校行事もさかんで、運動会や学芸発表会などはおおいに盛りあがります。また、中1での富浦海浜生活、中2での黒姫高原生活と、自然のなかでの共同生活をとおして、「生き方」を学びます。

約80%が併設の高等学校へ

 併設の筑波大学附属高等学校へは、およそ160名(約80%)の生徒が進学することができます。附属高校側の実施する試験を受け、その結果と中学在学中の成績との総合評価で進学が決定します。多くの生徒が附属高校へ進学することから、受験勉強にあくせくすることなく、中学の3年間を使って将来へ向けて自分を見つめ直すことができます。

 なお、高校入試での外部からの募集は男女約80名です。附属高校からは、毎年東京大学をはじめとする難関大学へ多くの合格者を輩出しています。

School Information

所在地:
東京都文京区大塚1-9-1
アクセス:
地下鉄有楽町線「護国寺」徒歩8分、地下鉄丸ノ内線「茗荷谷」徒歩10分
TEL:
03-3945-3231