1972年にイギリス南部のウェストサセックス州にて誕生した立教英国学院中学部は、国内の中学校と同等の教育課程を有する日本人学校として、文部科学省から認定を受ける学校です。教員やスタッフが温かく見守るなかで、小５から高３まで180名を超える児童・生徒が毎日寝食をともにすることで、自立心と思いやりの心が育まれていきます。

　自然豊かな広々とした敷地内にそろうのは、男子・女子寮、図書館、理科実験棟、400ｍ陸上競技場、テニスコート８面、サッカーグランド３面などの充実した施設。さらに海外におけるICT活用の拠点校として、各寮や体育館にいたるまで無線LANを整備し、特別教室を含む全教室に大型電子黒板も設置、生徒全員にはchromebookを配付しています。

　カリキュラムは、日本人教員による日本国内と同等の課程に加えて、イギリス人教員による「English Communication」「Biology」「Critical Thinking」「English Literature」「History」など、英語を使って学ぶ授業を取り入れ、日本人としてのアイデンティティーを大切にしつつ、生きた英語が身につく環境を整えています。

　希望者はネイティブスピーカーによる各種語学のプライベートレッスンや、さまざまな楽器のレッスンも受けられます。

　また、海外という特徴をいかし、地元の教会での日曜礼拝、各授業でのフィールドワーク、イギリス人家庭でのホームステイ、日本での文化祭にあたる「Open Day」をはじめとする場での文化交流、現地校との教育連携、ケンブリッジ大学やユニバーシティ・カレッジ・ロンドンと共催する夏期プログラムといった多様な活動をつうじて世界を知るとともに英語力の向上もはかり、国際人として活躍するための素養を身につけていきます。