約10万㎡の広大なキャンパスに充実した施設がそろう立教新座中学校。「キリスト教に基づく人間教育」に教育の主眼をおき、学校生活に祈りの姿勢でのぞむことを重視しています。そして、その教育理念のもと、「テーマをもって真理を探究する力を育てる」「共に生きる力を育てる」を目標に、自由を尊び、平和を愛し、責任感に富む「強くしなやかな個性と品格をもった生徒」を育成しています。

　授業では、生徒が主体的に見つけたテーマについて調べ、発表し、ディスカッションするゼミ形式のものが多くあります。社会科や理科では、各学年でテーマを設けて科学館や博物館を訪れる校外学習も実施。こうした体験学習によって生徒の感性を磨いています。
　高３で、生徒たちが自らの進路や興味関心のある分野をより深く学習するための自由選択講座が開かれているのも特徴です。

　また、海外のかたとキャンプ生活を送る「アメリカ・サマーキャンプ（中３）」や１年間の派遣留学制度、ネイティブ教員による授業などをとおして国際的な視野を養う「グローバル教育」と、多様性のなかで発揮できるリーダーシップを養う「リーダーシップ教育」をつうじて、世界の人びととともに生きるグローバルリーダーを育成しています。

　そのほか、他者・自然などへの深い理解と共感性を育むボランティア活動も積極的に行われています。

　立教学院に属する立教新座には、立教大学への推薦入学制度があり、希望者は、高校３年間の学業成績などが基準を満たしていれば推薦され、学部・学科は「学内の序列上位者より選択する」とのことです。

　一方で他大学進学も応援し、例年約20％の生徒が東京大学や京都大学をはじめとする国立大学や医学部、理工系学部などへ進学しています。