1978年開校の秀明中学校は「知・技・心」を校訓に掲げ、世界に通用する真の国際人の育成を目標とする全寮制の中高一貫校です。

　校訓の「知」とは「知力を充実させて思考力、創造力をつける」こと。主要教科で到達度別のクラス編成を採用し、さらに学習単元ごとに到達度をみる独自の秀明検定テストを設けることで、生徒の実力に合わせた効率的な学習支援を行います。

　また、全寮制という環境をいかした独自教育を設定しているのも魅力です。たとえば、月～木の夕食後以降21時までは「夜間学習」を実施。授業で学んだ内容のチェックテストや問題演習に励みます。寮に帰ってからも集中して勉強する時間をつくることで、学力の定着へつなげます。　そのほかにも、生徒に合わせた課題を毎週設定する「週末学習」など、知的学習へのサポートが充実しています。

　英語教育にも熱心で、英語の授業時数を多く設定するほか、７名のイギリス人専任スタッフによる指導や、中２・高１で実施するイギリス英語研修などを用意しています。また、2016年度から英語教育に特化したスーパーイングリッシュコースも設けています。

　校訓の「技」とは「体を使って技を鍛え、磨く」こと。IT機器やインターネットの活用方法を身につけるコンピューター実習や、部活動での鍛錬をつうじて、一生の基盤となるさまざまな技能を学びます。

　そして校訓の「心」とは「豊かな心と強い精神力を持った調和のとれた人間育成」です。ホームルームでは「心の学習」の時間を設定し、善と悪、感謝といたわりの心を学び、人間性豊かな人物の育成をめざします。「知・技・心」の３つの力をバランスよく育む独自の教育が光る秀明です。