建学の精神「捨我精進」（わがままを抑え、目標に向かって努力精進する、いまの自分を乗り越えていく）のもと、体験を重視した教育活動を展開している田園調布学園中等部。

　卒業時には、より高い目標を定めて学びつづけることができる人、他者と協同しながら主体的に行動できる人、よりよい社会の実現に向けて探求し実践できる人となれるよう、生徒たちを育てています。

　田園調布学園では、協同探求型授業・土曜プログラム・行事・クラブ活動など体験を重視した教育活動を展開。生徒が学内での活動にとどまらず、外の世界へも積極的にふみだしていくようあと押しします。

　独自の協同探求型授業は、アクティブラーニングを導入し、主体性や協同性を持って課題解決にのぞむ授業です。個で考える時間を確保しつつ、ペアワークやグループワークも取り入れ、課題を発見・解決していく授業を各教科で展開します。

　ひとり１台ノートパソコンを持ち、授業や行事などの成果をクラウド上に集積。自分自身の取り組みを見直し、つぎの学びへつなげています。英語の授業に加えて、希望者が自宅で好きな時間にできるオンライン英会話レッスンも導入しました。

　また、「土曜プログラム」はワークショップやディスカッションなどの体験重視型の講座をとおして思考を深め、表現力を養う「コアプログラム」と、一人ひとりが好きな講座を選択し、興味・関心を高め、視野を広げる「マイプログラム」の２種類があります。

　「学習体験旅行」・「体験学習」に加え、中３対象の「ホームステイ」、高校生対象の「ニュージーランドターム留学」・「エンパワーメントプログラム」といった海外研修や語学研修も充実。多くの体験を積み重ね、他者や社会、世界へと視野を広げ、どう生きるかを自分自身に問いかけるきっかけとなります。