淑徳中学校は、1892年に創立された125年を越える歴史を誇る伝統校です。「進み行く世におくれるな、有為な人間になれよ」という創立者である尼僧・輪島聞声先生の掲げた理念は「淑徳フィロソフィ」として、現在においてもなお学校に息づいています。

　中学は「スーパー特進東大選抜コース」と「スーパー特進コース」の２コース制で、生徒一人ひとりの可能性を伸ばすきめ細かな学習指導が行われています。

　国際教育も重視され、中３では全員参加の海外語学研修（３カ月または１カ月）や、高校では１年留学コースを展開しています。マサチューセッツ工科大学（MIT）・ハーバード大学の講義やボストン美術館見学などが行われるハイレベルスプリングキャンプや、ワークショッププログラムなどの取り組みも実施されています。

　緑と調和するレンガ造りの校舎は、「次世代対応型学習ステーション」がコンセプトとなっています。地下アリーナ、映像設備、ガラス黒板、３つの実験室、自習スペースなど充実の環境です。図書館には洋書ライブラリーや英会話の場として、電子黒板やプロジェクターが完備されたイングリッシュスタジオも併設されています。

　さらに、2020年に新たに登場した「洗心館」（武道場と第二特別教室棟）は、次世代教育と日本の伝統が融合する空間としてゼミや講習、ICT教育、AL（アクティブラーニング）での活用が期待され、茶道室など魅力的な施設もあります。

　2012年よりスタートした「スーパー特進東大選抜コース」。このコースでは、東京大学や医学部などの最難関大学の合格をめざし、ハイレベルな問題演習や論理的思考をきたえる学習、また世界で通用する語学力を育成します。