1936年に創立された法政中学校を前身とし、1948年より法政大学第一中学校として男子校の歴史を歩んできました。

　2007年４月、三鷹市に校舎を移転するとともに、法政大学中学校と校名を変更し、男女共学となり、校舎や制服なども一新されました。法政大学としては初の男女共学校です。

　法政大学の建学の精神である「自由と進歩」、中高の「自主・自律」の校風のもと、確かな学力と、概念にとらわれない自由な発想で考え、新しい問題に積極的にチャレンジする自立した人間を、中高大の一貫教育のなかで育てます。

　確かな学力と習慣を着実に身につけさせるためのカリキュラムを、中高それぞれの段階に応じて設けています。

　中学では国数英に力を入れ、基礎的な学力と学習習慣を育成します。高校では大学進学や将来を見据え、文系・理系にとらわれない教養の育成と、自分の進路に応じた選択学習、論文作成や英語力の向上などに力をそそぎます。教科によっては、習熟度別や少人数による授業もあります。

　また、とくに英語教育に力を入れています。英語の文章を読み取り、それに関する批評を英語でプレゼンテーションすることをめざして学習に励んでいます。海外語学研修や留学プログラムも充実しています。

　卒業生はこれまで約85％以上が推薦で法政大学に進学しています。推薦資格を得るためには、学内での総合成績で一定の成績基準をクリアすることと、法政大学が定めるいくつかの基準をクリアすることが必要です。

　また、法政大学の推薦権を保持したまま、他の国公私立大学の、どの学部・学科でも受験することが可能になっています。