「Dream ALL」とスローガンを掲げる東海大学菅生高等学校中等部。この言葉には、生徒が自発的に行動し、熱意や探究心を持って努力するためには「Dream（夢）」、将来の目標がなければならないとの思いがこめられています。ALLとは「Act（活動）・Learn（学び）・Live together（共生）」を意味し、これら３つをキーワードに日々の教育が行われています。

　ALLのＡ、「活動」とは、クラブ活動や国際交流をさします。クラブ活動では、全国制覇を４度果たしたテニスクラブ、全国大会ベスト８のバスケットボールクラブ、首都圏私立中学校サッカーチャンピオンズカップで４度の優勝に輝いたサッカークラブなど、どのクラブも活発に活動しています。

　国際交流としては、国内でヨコタミドルスクールと交流するとともに、オーストラリア語学研修を実施しています。また、ふだんの学校生活でもネイティブスピーカーの教員と触れあう機会が多く設けられています。

　そして、東海大菅生では2021年４月、医学・難関大コース（６年一貫）をスタートしました。６年間の学びで、東海大学医学部をはじめ国公私立大学医学部および難関大学への現役合格をめざします。教育目標には「世界標準（Global Standards）世界に通用する人間作り」が掲げられています。

　東海大菅生では、広大な敷地と、キャンパスのまわりに広がる自然を存分に活用した環境教育が日常的に行われています。校内には畑もあり、野外体験学習や自然体験学習など、教室を飛びだした授業が多く取り入れられています。こうした教育をつうじて、生徒は自然と「共生」していくことを学ぶのです。

　人間性にあふれた知性と感性を磨き、自らの力で生きていくたくましさを身につけ、これからの21世紀を担う真の創造性を持つ生徒を育む東海大菅生です。