2007年、伝統ある東海大学付属高輪台高等学校を母体に、中等部が開校。学内・学外からの「中高大10年間の一貫教育制度を整えてほしい」という強い要望から誕生しました。東海大学の付属校としての特性をフルにいかした、受験勉強だけでは得られない「深い学び」を実践しています。

　余裕のある学校生活が、工夫を凝らした主体的・対話的・協働的な学びを可能にします。

　中高一貫教育のもと、６年間を有効に使い学習します。受験のための「先取り学習」は行いません。それにかわり、自ら問題を発見・解決する力、自主的に学びつづける態度の育成をめざした授業を行っています。

　全教室にアクティブボードが設置され、2019年度新入生より、それぞれがタブレットPCを持参するBYOD※、学校にある650台のICT機器を活用し、アクティブラーニングを取り入れた密度の濃い授業を行っています。

　また、英語教育にも力を入れています。１年はネイティブスピーカーとバスで東京見学（Tokyo Sightseeing Tour）、２年はネイティブスピーカーとの国内宿泊研修（EnglishSummer Camp）、そして３年はホームステイをともなうオーストラリア海外研修を行います。ふだんの授業も含め、英語に触れる体験を多く取り入れ、日常に必要な語学力を養います。

　母体となる東海大高輪台高校は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール（SSH）に継続指定されています。こうした環境をいかし、中等部においてはSSHクラスの高校生が中等部生の理科実験で高度な内容を指導する特別授業も設けています。

　東海大高輪台は、英語教育だけ、理数教育だけではなく、どちらも高いレベルでの「文理融合」と、学習と部活動の両立をめざす教育を行っています。

※個人所有のIT機器を活用すること