東洋大学附属牛久中学校は、東洋大学の建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」を基本理念に「知的好奇心と志の高い、自ら考え自ら行動する意欲あふれる生徒」の育成に努めています。21世紀にふさわしい学習環境のなかで、少人数でのていねいできめ細かい指導により、生徒たちは「確かな学力」と「豊かな教養」、「グローバル社会で活躍できる人間力」を身につけていきます。

　完全週６日制で各教科の授業時数を公立中学校の最大1.5倍確保することで、週38時間の授業を展開し、生徒が基礎・基本を定着するよう学習指導を行い、さらに発展的な学習を進めています。同時に、中高一貫教育の６年間において、国内外での全員参加の宿泊研修を毎年実施しています。中２はフィリピン、中３はオーストラリアでの海外語学研修を行い、生徒が柔軟な国際理解力と英語でのコミュニケーション能力を身につけられるカリキュラムを設計・開発しています。

　また、独自の教科「グローバル探究」を設定して、哲学・教養・国際理解・キャリア・課題研究の５つの科目を学びます。真の国際人になるためには、自国文化をよく知り、自分の考えをしっかり持ち、臆することなく人前で発言できることが大切です。東洋大牛久では「グローバル探究」をとおしてこれらの力を養い、自己確立へつなげていきます。

　ひとり１台のChromebookを導入しているのも特徴で、プロジェクター完備の教室において、各個人の意見が反映されやすい授業を展開しています。さらに、Chromebookを利用してスライドやレポートを作成し、自己表現力やプレゼンテーション能力を高めます。

　部活動ではテニスなどの運動部のほかにも、国際文化部や和楽部などがあり、カリキュラムと関連する国際交流を視野に入れた幅広い活動（茶道、華道、三味線）を行っています。