東京電機大学中学校の校訓は「人間らしく生きる」。

　この言葉には「人間だけが夢を見ることができ、人間だけが夢を実現する意志をもっている、夢の実現に向かって努力していこう」という熱い思いがこめられています。

　教育の柱となるのは、基本的な文書作成方法からプログラミングまで学べる「情報教育」、充実した施設を使い楽しみながら自然科学への関心を高める「理科教育」、モーニングレッスンやクラスを２分割してそれぞれにネイティブがつく英会話の授業等をつうじて実践的な英語力を養う「英語教育」です。この３本の柱により、探求心と表現力を養い、グローバルに活躍する人材を育んでいます。

　生徒一人ひとりが「自分が見守られている」と安心感を感じながら学べるように、教員が個々の学習状況を把握できる30名程度でのクラスが編成されている点も特徴です。また、中３からは習熟度別のクラスとなり、応用力養成クラスと基礎力充実クラスに分かれた指導が展開されます。生徒の学習到達度は、年５回の定期考査や模擬試験、年２回の到達度確認テストにより確認されます。

　さらに、各試験終了後に配布される試験内容の分析シートや成績一覧表をもとに講習・補習が行われるので、生徒が目標達成するための学力をしっかりと身につけることができます。ていねいな学習指導体制に加え、理科・社会科見学会・総合学習など、多彩なプログラムが用意されています。「人間らしく生きる」とは、自分の責任において生きる道を決めていくことです。そのための５つの力「視野の広さ」「向上心」「冒険心」「共感力」「専門性」を身につけていきます。

　着実に学力を伸ばしていくことができる環境と、経験を重視する体験学習プログラムにより、生徒が夢を実現するための力を育む東京電機大中です。