東京都市大学付属中学校は、中高一貫の男子校です。「明るく元気な進学校」として、難関大学合格を目標とした教育プログラムで大学合格実績を伸ばしており、受験生からも注目を集めています。

　校訓である「誠実・遵法・自主・協調」の４つの言葉には、豊かな知性を身につけるとともに、人格を磨き、自己の実現が社会の発展と人類の幸福に貢献できる人間に育ってほしいという願いがこめられています。

　東京都市大付属では、中高の６年間を前期・中期・後期に分け、発達段階に応じた教育を行っています。前期（中１・中２）の２年間では、基本的な生活習慣と学習習慣を身につけることに重点がおかれています。

　中期の中３からはⅠ類の数学・英語の一部で習熟度別授業を実施します。職業研修や4000字以上の中期修了論文、学部学科ガイダンスなどが行われ、卒業後の進路を考えていきます。また、実験レポートの作成や情報科のプレゼンテーション、論文の執筆などをとおした主体的な学びを早くから導入し、新しい大学入試制度が求める「思考力・判断力・表現力」を育てます。

　後期では、高２での文理選択をベースに自己の進路目標を達成できるような指導体制となっています。理系では理科の授業を増やし、実験も充実、文系は国公立大学への受験も見据え、数学と理科を全員必修としています。

　Ⅱ類（最難関国公立大コース）とⅠ類（難関国公立私大コース）のコース制により、早い段階から目標が明確になるほか、レベルに応じた授業が展開されることが生徒の理解度アップにつながり、さらなる大学合格実績の向上が期待されています。

　また、帰国生入試や英語を入試科目とするグローバル入試を実施し、英語力の高い生徒には週４時間の取り出し授業を行っています。