知を耕し夢をかなえる力を育む

東京農業大学第一高等学校中等部

<共学校>

 「実学で知を耕し、深めていこう」という意味の「知耕実学」を教育理念とする東京農業大学第一高等学校中等部。実学主義を掲げ、実験や体験を多数行うことで、確かな学力とともに、問題発見・解決能力を育んでいます。

実験・体験・授業をバランスよく配置

 東農大一の最も特徴的な学習は「稲から学ぶ」をテーマとする総合学習です。

 中1は稲作実習に取り組みます。「実験・観察」の基礎を習得しながら、その過程ででた疑問の答えを生徒たち自身が探すことで問題発見・解決能力も養います。

 また東京農業大学と連携した「お米の科学」というプログラムが実施されます。大学教授の指導を受けながら、大学の設備を使ってデンプンのかたちを調べたり、炊いたごはんの味を比べたりする魅力的な取り組みです。さらに中3では味噌づくりに挑戦します。

 総合学習により、興味、関心の芽が育まれ、生徒たちは学びのおもしろさを感じるとともに、知的充実感も得られるようになるのです。こうした実験・体験を重視する一方、学習のサポート体制も万全です。

 中等部では国語・数学・英語の時間数が多く設定され、基礎学力をしっかりと養成していきます。そして、高校ではオリジナルプリントを数多く使用することで、苦手科目にも興味を持てるように工夫されています。そのほか、終礼前の小テストや主要教科の単元ごとの確認テストなど、学んだことを確実に定着させるためのプログラムも用意されています。

 大学進学では、併設の東京農業大学への進学も可能ですが、他大学を受験する生徒も多く、国公立大学や難関私立大学受験にも対応できる体制が整えられています。東農大一は、実験・体験・授業をバランスよく配置することで、生徒が「より高く、より意欲的な夢の実現」をめざせる力を育てています。

School Information

所在地:
東京都世田谷区桜3-33-1
アクセス:
小田急線「経堂」・東急世田谷線「上町」徒歩15分、東急田園都市線「用賀」バス10分
TEL:
03-3425-4481