東京純心女子中学校では「すべてのいのちを愛する心を育み、平和な未来に貢献できる人を育てる」というカトリック学校としての使命が、混迷の現代においてますます重要になるととらえられています。

　そのうえで、個別最適な学びとともに、人とのかかわりや自然（いのち）と直接ふれあう教育が不可欠と考え、デジタル教材を駆使した、より効率的な学習と、人とのかかわりを中心とした自由で主体的な探究活動を推進することによって、カトリック学校としての使命を果たすことをめざしています。

　2023年度からカリキュラムが大幅に見直されます。その軸となるのが「FYMプロジェクト」です。「FYMラーニング」では13時に正課の授業を終え、放課後の３時間を使って「FYMアクティビティ」を実施していきます。その内容は受験学力養成講座、大学講義・研究体験をはじめ、企業との連携活動、地域貢献活動（ボランティア）、自分たちで育てた農作物の販売、各種コンクールや資格試験への挑戦など多種多様です。こうした活動に、個人や学年の枠を越えたグループで主体的に取り組んでいきます。

　なお、併設の東京純心大学で看護学部の講義を受けることもできます。

　高１から最難関国公立大学をめざす「特進プログラムコース」と、看護・薬学をはじめ芸術等、多様な進路をめざす「セレクトデザインコース」に分かれて学びます。

　２月５日には「Sr．マリア・マダレナ江角　特待生入試」（３年間授業料免除）を実施。合格者は「特進プログラムコース」に進み、自分の夢を実現していきます。