東京女子学園中学校では「人の中なる人となれ」を教育理念に掲げ、これからの時代にふさわしい能力と見識を持つ女性を育んでいくため、生徒一人ひとりを主人公とし、それぞれの志を高め、建学の精神である「教養と行動を兼ね備えた女性の育成」をめざしています。教科学習・学校行事・探究学習を重視し、楽しく学ぶことにより、未来を生き抜く力、いわゆる地頭をきたえていきます。

　そのため、独自に設定した５つのスキル『DataScience』、『Design , Arts』、『Global Vision』、『Creative Thinking』、『Basis』を身につけ、未来を創造できる力を育みます。日本だけでなく、世界を舞台に活躍する「世界とつながる女性」として成長できるような教育活動を実践しています。

　中学ではまず、基礎基本の徹底・学習習慣の定着をはかるべく、その後の学習に必要な基礎事項（本の読み方、文章の書き方など）や小学校、前学年の復習などを盛りこんだTSP（東京女子学園スタートアッププログラム）を毎年４月の初めに全学年で実施しています。高度な思考力と学習技能を獲得するための学びの準備期間です。

　また、ひとり１台iPadを持ち、いつでも、どこでも、だれとでも学びの幅を広げられるようさまざまな場面でICT機器を利活用しています。各教科の授業では学習アプリを積極的に取り入れ、繰り返し学ぶことで学習内容を定着させています。そして座学だけでなくフィールドワークや実験・実習、体験型学習によって探究心を育んでいきます。

　東京女子学園独自のDSDA（データサイエンス、デザイン、アーツ）プログラムや、中学１年から高校２年までいっしょに学ぶ探究ゼミをとおして、自分が生きていく未来を見据え、自分にできることを実践していく行動力のある女性を育成します。