1888年、カトリックの男子修道会マリア会によって創立された暁星中学校。その教育理念は「キリストの愛」そのものです。　

　暁星では、宗教教育や生活指導をとおして、①厳しさに耐えられる人間、②けじめのある生活のできる人間、③他人を愛することのできる人間、④つねに感謝の気持ちを持つことのできる人間づくりをめざしています。

　中高６カ年一貫教育を行う暁星では、一貫したカリキュラムにのっとって授業を展開しています。中学では基礎学力の充実をめざすとともに、グレード別授業や先取り授業も実施しています。

　高２からは文系・理系に分かれ、さらに高３では志望コース別に分かれます。

　習熟度別授業やそれぞれの進路に応じたクラス編成を実施しているだけでなく、中・高一貫教育の利点を最大限にいかすため、教育内容を精選・再編し、独自の教材やカリキュラムに基づく授業が行われています。

　少人数による授業や、課外指導、添削指導は確実に成果をあげています。

　また、定期試験のみならず、中１から高３までの学力の推移をはかるため実力試験も実施し、中だるみや苦手科目の発見、克服に役立てています。

　暁星は語学教育も特徴で、中１から英語とフランス語の２カ国語を履修します。もちろん、外国人教師に生きた言葉を直接教わることが可能です。また、英語４技能の習得をめざし、オンライン英会話、エッセイライティングなどに取り組んでいます。2020年度からは英語学習アプリも導入されています。

　キャリア教育をとおして生徒のモチベーションが高まるため、毎年、東京大学をはじめとした国公立大学や、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学へ多くの卒業生を送りだしています。